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検索結果 48 件

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  • DLBCLにおけるFDG-PET/CTの役割

    正本 庸介, 黒川 峰夫 臨床血液 62 (9), 1359-1366, 2021

    <p>FDG-PET/CTは非ホジキンリンパ腫(NHL)の診断時のみならず,治療中および治療後の効果判定に広く用いられる。FDG-PET/CTの有効性が極めて高いホジキンリンパ腫における膨大な知見をもとに,急速にエビデンスが蓄積しつつある。治療効果判定としてのFDG-PET/CTは,NHLのPET-avidな病型,特にびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)において予後の層別化に有効であるこ…

    DOI Web Site 医中誌

  • びまん性大細胞型B細胞リンパ腫に合併した難治性乳糜胸に対する集学的治療

    髙野 嘉史, 田岡 和城, 林田 裕樹, 津島 隆史, 杉村 裕志, 山﨑 郁郎, 原 尚子, 三原 誠, 山本 真由, 志村 有香, 正本 庸介, 黒川 峰夫 臨床血液 62 (11), 1623-1627, 2021

    <p>乳糜胸は胸管破綻等による胸腔内乳糜漏出で,非外傷性の原因では悪性リンパ腫が最多である。症例は74歳女性。2019年3月に両側胸水と腸間膜・後腹膜腫瘤を指摘され当科受診,生検でびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)と診断した。5月に胸水貯留による呼吸困難で緊急入院となり,胸腔穿刺では大量の乳糜胸水を認めた。化学療法で病変は縮小するも乳糜胸の改善は乏しく,退院困難で管理に難渋した。リンパ…

    DOI Web Site 医中誌

  • 急性骨髄性白血病におけるDNMT3A変異の機能的役割

    古屋 淳史, 黒川 峰夫 臨床血液 59 (5), 602-610, 2018

    <p><i>DNMT3A</i>変異は正常核型急性骨髄性白血病の20%以上に認められる。近年では,血液学的異常を認めない高齢者にも存在していることが明らかとなっており,前白血病状態であるクローン性造血の形成に関与していると考えられている。DNAメチル化能の低下が主な機能的役割とみなされているが,それ以外の機能についてはほとんど分かっていない。我々はR882変異型DNMT3AがDNAメチル化異常と…

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  • 末梢血赤芽球出現とフェリチン異常高値を契機に診断された特発性血球異形成(IDUS)

    増田 亜希子, 常名 政弘, 本田 晃, 佐藤 優実子, 黒川 峰夫, 矢冨 裕 臨床血液 56 (12), 2462-2466, 2015

    症例は64歳男性。末梢血赤芽球出現とフェリチン異常高値の精査目的に受診した。明らかな血球減少は認めなかったが,末梢血で好中球偽ペルゲル核異常,巨大血小板,フェリチン高値(1,405 ng/m<i>l</i>)を認め,精査目的で骨髄検査を施行した。骨髄では三系統に異形成を認めたが,血球減少は骨髄異形成症候群の診断基準を満たさず,特発性血球異形成(idiopathic dysplasia of …

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 本態性血小板血症から移行しアザシチジンが有効であった骨髄異形成症候群

    飯塚 浩光, 吉見 昭秀, 山本 豪, 増田 亜希子, 南谷 泰仁, 市川 幹, 矢冨 裕, 黒川 峰夫 臨床血液 54 (5), 468-472, 2013

    症例は68歳女性。55歳時に本態性血小板血症(ET)と診断され,以降ヒドロキシカルバミドにて加療されていた。2011年5月より貧血の出現を認め,骨髄では芽球の増加はないものの3系統に異形成を認め,骨髄異形成症候群(MDS)と診断された。染色体検査で5番染色体長腕の欠失を含む複雑染色体異常を認め,レナリドミドを開始したが,貧血の改善は認めず,有害事象から2コースで中止した。アザシチジンを導入したと…

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献7件

  • 3.不応性貧血(骨髄異形成症候群)

    市川 幹, 黒川 峰夫 日本内科学会雑誌 101 (7), 1945-1952, 2012

    骨髄異形成症候群は高齢者に多い造血幹細胞疾患であり,従来有効な治療がなく予後は不良であった.近年,疾患の予後予測が進歩するとともに,この疾患に対して初めて予後の改善に有効な新規薬剤が登場し,支持療法の進歩ともあわせ,治療指針が劇的に変革されようとしている.ここでは,骨髄異形成症候群の最新の診断指針,予後予測システムと予後を改善する新たな治療指針について概説する.<br>

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献15件

  • 本邦における骨髄不全症候群診断のための検査に関する実態調査

    荒関 かやの, 松田 晃, 通山 薫, 石川 隆之, 川端 浩, 宮崎 泰司, 中尾 眞二, 朝長 万左男, 高折 晃史, 黒川 峰夫, 小峰 光博, 小澤 敬也 臨床血液 53 (7), 691-697, 2012

    「特発性造血障害に関する調査研究班」の「再生不良性貧血/骨髄異形成症候群の前方視的症例登録・セントラルレビュー・追跡調査」の登録票を用いて造血不全診断に関する検査の実施状況を調査した。骨髄生検は105例中66例(63%)[施設診断 再生不良性貧血(AA) 64例中51例(80%), 骨髄異形成症候群(MDS) 37例中12例(32%), …

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献18件

  • 血縁造血幹細胞(骨髄・末梢血)ドナーの声

    青 雲, 飯田 美奈子, 鈴木 律朗, 山下 卓也, 福田 隆浩, 大橋 一輝, 小川 啓恭, 鬼塚 真仁, 近藤 忠一, 金森 平和, 黒川 峰夫, 宮村 耕一, 伊藤 俊朗, 衛藤 徹也, 片山 義雄, 前田 哲生, 小寺 良尚 Journal of Hematopoietic Cell Transplantation 1 (1), 6-14, 2012

    造血幹細胞(骨髄,末梢血)ドナーの実態を把握し,将来におけるドナーの安全性,満足度を更に向上させる目的で,日本造血細胞移植学会ドナー登録センターに2006年4月から2010年3月までの間に集積された血縁ドナー年次アンケート結果の一部であるドナーの意見(ドナーの声)を解析し,満足度および不満の内容を,骨髄ドナー,末梢血ドナー間で比較した。提供に際しての,満足度(不満度)は両提供法に差は無かったが,…

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献5件

  • 放射線治療後眼窩MALTリンパ腫患者に顕在化したHairy Cell Leukemia Japanese variant

    中村 裕一, 茅野 秀一, 掛川 絵美, 内田 優美子, 島田 恒幸, 脇本 直樹, 伊藤 善啓, 別所 正美 臨床血液 51 (11), 1674-1679, 2010

    症例は78歳男性。2003年12月,左眼瞼結膜腫瘤のため当院を受診。生検の結果,MALTリンパ腫と診断された。左眼瞼に放射線照射を行い,腫瘤は消失した。その後徐々にリンパ球増加を示し,2009年5月には白血球34,300/μ<i>l</i>(異常リンパ球80%)となった。異常リンパ球は,表面に毛髪様突起を有し,核は円形で核小体は不明瞭であり,酒石酸抵抗性酸ホスファターゼは陰性~弱陽性,CD11c…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献15件

  • 造血幹細胞制御と白血病

    黒川 峰夫 日本内科学会雑誌 97 (5), 1098-1104, 2008

    造血系では造血幹細胞からあらゆる成熟血球が秩序だって産み出される.造血幹細胞について自己複製,増殖,分化,局在など,さまざまな動態が知られるようになり,造血系は個体レベルで最も解析の進んだ幹細胞システムの一つとなっている.造血幹細胞の局在する場をニッチとよぶが,最近になってニッチの実態解明が大きく進んだ.造血幹細胞を制御する分子機構は多岐にわたるが,なかでもニッチにおけるシグナルと,遺伝子発現を…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献14件

  • 特異な腹腔鏡像を呈した自己免疫性肝炎の1症例

    黒川 峰夫, 中釜 斉, 郡司 俊秋, 金子 隆志, 松橋 信行, 大西 真, 井廻 道夫 日本消化器内視鏡学会雑誌 33 (8), 1753-1759, 1991

    We reported in this paper a 58-yeaar-old female with autoimmune hepatitis presenting interesting peritoneoscopic findings. Physical examination revealed eruptions in her lower legs and icteric …

    DOI 医中誌

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