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ロンドン直前インタビュー

  

女子70kg級代表 田知本遥選手

 

国際大会も堅実に入賞しており姉の分まで奮起する。

田知本遥選手
 

正直、昨年の世界柔道選手権パリ大会が終わったあとは、ロンドンオリンピックは厳しいと思いました。自分はメダルを獲れず國原頼子選手は銅メダル。

しかも、私の試合はオリンピックを目指したいと言えるような内容ではなかったですし、直後はほとんどダメだと思っていました。

しかも、そういう自分に対して、周りの方が諦めていなくて、励ましてくれたので、「なんで自分自身が諦めてしまっているんだろう。少しでもチャンスがあるんだったら、どんなに小さな大会でも優勝し、アピールしてつなげていこう」と、そこからもう一度、頑張ろうという気持ちになりましたね。

柔道グランドスラム・パリで、デコス選手(フランス)を破って優勝したときは、コツコツやってきて良かった、今までやってきたことが間違ってなかったんだと、少し認められたような気がしましたし、自信にもなりました。

最終選考会の全日本選抜柔道体重別選手権大会は、いい状態で迎えることができましたが、あくまで「自分は挑戦者なんだ」という気持ちで挑みました。

大会前はかなり緊張もありましたし、勝ちたいという思いから調整練習のときでも硬くなっていたりしたのですが、最後の最後は、そんなふうに考えるのはよそう、いつもの私らしく、挑戦する気持ちを忘れないで思い切りやろうと挑みました。

試合展開の中でも苦しいときは絶対にあると思っていましたが、そういうときに弱い自分に勝てるかどうか、相手よりも自分自身の戦いだと思いながら戦っていました。

自分の長所は前に出てガツガツ攻める柔道。短所は、巧い、だます柔道ができないことです。でもある意味、真っ向勝負が私の持ち味だと思っています。自分の柔道をして、金メダルを獲ることが私の柔道人生での目標ですので、優勝を目指して頑張っていきたいと思います。

 

インタビュー:2012年5月

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