iPS角膜移植「有効性を確認」 矯正視力回復の例も 阪大

大阪大の吹田キャンパス=大阪府吹田市で、幾島健太郎撮影
大阪大の吹田キャンパス=大阪府吹田市で、幾島健太郎撮影

 他人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った角膜の細胞をほぼ失明状態の患者4人の目に移植する世界初の臨床研究を進めていた大阪大は4日、安全性・有効性を確認し研究を完了したと発表した。うち3人は、矯正視力が回復した。今後は実用化に向け、企業と連携して規模の大きい治験を行う予定。

 西田幸二教授(眼科学)のチームは201…

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