福井もICOCAで行こか JR西、9月15日から19駅に導入

福井県に導入されるイコカ
福井県に導入されるイコカ

 JR西日本金沢支社は、県内の北陸線19駅で9月15日からICカード乗車券「ICOCA(イコカ)」を導入すると発表した。乗降駅によって一部に制限がかかるが、北陸圏と近畿圏をイコカで行き来できるようになる。

 対象は新疋田(敦賀市)-牛ノ谷(あわら市)間の各駅。イコカのほかに、JR東日本のSuica(スイカ)やスルッとKANSAIのPiTaPa(ピタパ)など9種類のカードが使える。

 導入に伴い、福井、敦賀両駅には通常の切符や磁気定期券も通せる自動改札機を導入し、ICカード導入に先行して9月8日に運用を開始する。福井駅には6台を設置し、乗降客で混雑する場合、駅へ入る側と駅から出る側の機械の数を調整することで緩和を図る。

 残る17駅にはICカード専用自動改札機を設置して9月15日から運用する。

 イコカのカードは芦原温泉、福井、鯖江、武生、敦賀の5駅で販売。入金(チャージ)は、同5駅を含む12駅でできる。

 JR西日本管内の2府16県で最後のイコカ導入となる。

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