公明党の参院選公約(要旨)
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公明党が14日に発表した参院選公約の要旨は以下の通り。
■経済成長と雇用・所得拡大
持続的な賃上げに向け「政労使」の合意のもと第三者委員会を設置し、賃上げ水準の目安を明示▽ウクライナ情勢、原油価格上昇の影響を受けている中小企業に資金繰り支援▽原発再稼働は、原子力規制委員会が策定した基準を満たした上で関係者の理解と協力を得る
■社会保障・教育
ヤングケアラーへの支援体制整備▽選択的夫婦別姓制度の導入推進▽痴漢犯罪をなくすため関係省庁連絡会議設置▽奨学金の減額返還の年収要件を緩和し、返還の長期化による利子を国が負担▽給付型奨学金と授業料等減免を中間所得世帯まで拡充▽出産育児一時金(42万円)を増額▽高校3年生までの医療費無償化
■国際社会の平和と安定
専守防衛の下、防衛力を着実に整備・強化。日米同盟の抑止力・対処力を一層向上▽予算額ありきではなく、厳しさを増す安全保障環境から国民を守るために何が必要か個別具体的に検討し、真に必要な予算を確保▽核共有の導入は断固反対。非核三原則を堅持▽アジアにおける多国間の安保対話の仕組みづくりを主導
■豊かな地域社会
輸入小麦から国産米粉・小麦へ切り替え▽「新たなGoToトラベル事業」は観光需要の回復まで実施
■感染症対策・医療
感染症対策の新たな司令塔機能(日本版CDC)創設▽国産ワクチン・治療薬の迅速な開発・実用化▽新型コロナウイルス感染症の後遺症対策を支援。メカニズムを解明
■憲法
憲法9条1項、2項は堅持▽9条を維持したまま別の条項で自衛隊を憲法上明記すべしとの意見があるが、多くの国民は自衛隊を違憲の存在とみていない。引き続き検討を進めていく