中日・松葉貴大投手(30)が27日、ナゴヤ球場で契約更改交渉に臨み、現状維持の2500万円(金額は推定)でサインした。19年にオリックスから移籍後、中日で初勝利を挙げるなど投手陣の一角を担ったが「(球団とは)基本的には投球のことを話した。今年の成績は満足できる数字ではない。球団とも話をして自分も100パーセント納得した」と明かした。
6戦3勝、防御率1・34と無類の強さを発揮したナゴヤDに比べ、他球場では7敗を喫し「今までは、交流戦でしか他の球場で投げることなかった。野外が多く、すぐに対応しきれなかった自分の未熟さもある。来年は同じ失敗をしないように、ナゴヤドームでの安定感を他でも出せるようにしたい」。
エース・大野雄に続く左の先発投手としてさらなる飛躍を誓った。