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坂元 忠芳 日本文学 38 (7), 27-35, 1989
...だが、『いまどきのこども』(玖保キリコ)のようなマンガ表現は、そうした関係を「転倒」する契機を含んでいる。それは近代小説のモノローグ的読解で解きほぐすことはできない。ドストエフスキー的ポリフォニックな文学作品とその読解をとおしてのみ、その可能性はあるのではないか。例えば後藤竜二『十四歳-fight』に若干含まれているように。...
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