アメリカの白人至上主義団体クー・クラックス・クラン (KKK) がオバマ候補を支持し2700万円を寄付したというニュース (Ku Klux Klan Endorses Obama) がイギリスのThe Dailysquib紙に掲載された。オバマ候補を支持する理由は、ヒラリーよりは良いということらしいが、理由がどうあれ、KKKが黒人を支持したのはもちろん初めて。このニュースには驚いた。
本当だろうか? KKKのホームページを見てみよう。
こう書いてある。
KKKにジャーナリストの定義を教えてもらうとは思わなかった。
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こう書いてある。
煽情的なジャーナリズム-噂は、どのように始まったか
KKKがバラックオバマを支持するという噂は、Daily Squibというイギリス紙の記事から始まった。
この雑誌は、National Enquirerのようなものだ (注: センセーショナルな事件報道やゴシップ報道などに力を入れる大衆紙)。
Daily Squibは自社のホームページ上で「Daily Squibは風刺的な出版物であり、まじめにとらえてはいけません。」と宣言している。
最初の記事を見た別のいくつかの通信社が、事実をチェックすることなく、その噂をまた記事にした。
実のところ、KKKの支部はオバマ候補を支持してはいない。
KKKにジャーナリストの定義を教えてもらうとは思わなかった。