J2長崎社長に高田明氏 ジャパネット創業者
サッカーJ2のV・ファーレン長崎は25日、長崎市で株主総会と取締役会を開き、通販大手のジャパネットホールディングス(長崎県佐世保市)創業者の高田明氏が社長に就いた。記者会見した高田明氏は「透明性のある、納得性のある会社にしたい」と強調した。
V・ファーレンは2017年1月期に約1億3700万円の最終赤字になり、資金繰りが悪化。ジャパネットの完全子会社となり再建を目指す。
高田氏は「勝つだけでなく、試合が始まる前、終わってからも楽しんでもらえる仕組みを考える」と語った。息子のジャパネットの高田旭人社長は「長崎で新たに人を採用し、グッズの在庫管理やホームページ作成などグループで支援する」と説明した。