本田圭佑、今後解説は「しないですね」…メッシの歓喜に「主役じゃないのがイヤな自分がいる」

決勝前にピッチ解説する本田圭佑
決勝前にピッチ解説する本田圭佑

◆カタールW杯▽決勝 アルゼンチン3―3(PK4―2)フランス(18日・ルサイル競技場)

 元日本代表MF本田圭佑が今回のW杯全64試合を無料生中継する「ABEMA(アベマ)」の解説者として、決勝のアルゼンチン―フランス戦を様々に語った。

 決勝でも大暴れ。今大会のMVPに輝いたメッシの表彰式を見届けると、「まさにリーダー。全部、メッシが効いていた。メッシ(のような選手)はもうしばらく出て来ないですよ」と激賞した。

 東京のスタジオゲストの矢部浩之から「本田さんの解説は反響があって。今回、解説のMVPを差し上げます」と言われると、「喜んでいいんですか?」と苦笑。

 矢部に「今後、機会があったら解説は?」と聞かれると「しないですね」と即答。

 「今日も最後、メッシの喜んでいる姿を見て、僕みたいな記録のレベルのヤツが言うのもあれですけど、主役じゃないのがイヤな自分がいるんです」と本音を明かした。

 その上で今後、日本サッカーがW杯で主役になるには「選手、監督、スタッフ、協会の人間、Jを運営している人間、ファンの皆さん、個人個人が個々のレベルを上げていかないといけない」と提言した。

 今回、「ABEMA FIFA ワールドカップ 2022 プロジェクト」の GM(ゼネラルマネージャー)を務め、日本代表のグループステージ全3試合と決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦の解説を務め大評判となった本田は、さらに準決勝のアルゼンチン―クロアチア戦と今回の決勝を現地から解説した。

 過去には南アフリカ大会、ブラジル大会、ロシア大会でW杯本大会を経験し、日本人初のW杯3大会連続ゴール、アジア人初のW杯3大会連続アシストを達成。W杯3大会連続で得点とアシストの双方を記録した大会史上6人目の選手としても知られている。

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