ＦＭ石川が防災ブック

2020年9月2日 05時00分 (9月2日 10時39分更新)

　「防災の日」の一日、エフエム石川（金沢市）は冊子「防災ハンドブック２０２０」＝写真＝を三万部発行した。避難時の新型コロナウイルス対策に関する内容も盛り込んだ。県内の小学四年生と中学一年生全員に配布される。

　地震や豪雨、豪雪などについて、県内外の事例を交えて対策を紹介。避難時の新型コロナ対策では、密集を避けて分散避難し、危険な場所にいる場合は感染を恐れず避難することを呼び掛けている。金沢大の宮島昌克教授＝地震工学＝らが監修した。

　エフエム石川の担当者は「県内は災害が少ないといわれているが、いつ起きるか分からない。日頃の対策や準備のため、有効に活用してほしい」と話す。

　冊子はＡ５判で五十二ページ。二〇〇五年から毎年発行している。（高橋雪花）

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