インターネットテレビ「ABEMA(アベマ)」は29日、WWEの次回PLE「ファストレーン」(10月7日=日本時間8日、インディアナ州インディアナポリス)を無料生中継すると発表した。

 同大会では〝キング・オブ・ストロングスタイル〟中邑真輔(43)が、世界ヘビー級王者セス・ロリンズ(37)に挑戦。中邑にとって悲願の同王座取りがかかる一戦が、日本時間10月8日午前8時30分から配信される。

 試合形式は〝極悪化〟した中邑の提案で「ラストマン・スタンディング・マッチ」として行われる。ノックアウトされた選手が10カウント以内に立ち上がれない場合のみ勝利となる過酷なルールで、ピンフォールもギブアップも認められず、反則はOK。まさに完全決着戦となる。

 WWEとの契約を締結したABEMAは、10月から2大ブランドの「ロウ」と「スマックダウン」の国内独占放送が決定し、両ブランドが日本語実況で無料放送されることが28日に発表されていた。

 このほか、10月1日からは年間最大興行「レッスルマニア」の全39大会が一挙配信されるほか、NXT最新大会の随時配信も決定。中邑だけでなくWWE女子王者イヨ・スカイ(紫雷イオ)、〝明日の女帝〟アスカ、戸澤陽の日本人スーパースターの活躍が、より身近になる。