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高山地区は、茶筌の全国シェア90%を占める茶筌の里として知られています。茶筌は室町時代中期に称名寺住職の村田珠光〔むらたじゅこう〕に頼まれて高山城主の次男鷹山宗砌〔たかやまそうせつ〕が創作したとされています。その後、千利休を頂点する茶道の興隆によって生産が拡大されました。昔から親が子の一人を選んで製法を教える「一子相伝」の伝統を貫いています。集落内には、茶筌をはじめ様々な竹製品を製造・販売している店があり、冬に訪ねると、軒先や近くの畑で、竹をたてかけて乾している風景がみられ、大和・高山の冬の風物詩となっています。高山竹林園では茶筌や茶道具・編針等を展示し、生駒の伝統産業について楽しく学ぶことができ、第1及び第3日曜日には、茶筌製作の実演が見学できます。
近鉄けいはんな線学研北生駒駅又は奈良線富雄駅から「傍示」行き、又は「庄田」行きのバスに乗ると高山地区に到着します。高山竹林園の最寄りのバス停は「たんだ橋」です。 (エリアへの所要時間) ・学研北生駒駅から・・・約10分 ・富雄駅から・・・約25分 | ||||||||||||||||||
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