五輪カーリング

日本女子、スイスに敗戦も史上初4強進出

【スイスー日本】第2エンド、ストーンを放ち指示を出す藤沢五月(左)=江陵カーリングセンターで2018年2月21日、手塚耕一郎撮影
【スイスー日本】第2エンド、ストーンを放ち指示を出す藤沢五月(左)=江陵カーリングセンターで2018年2月21日、手塚耕一郎撮影

 平昌五輪のカーリング女子1次リーグで21日、LS北見の日本は4位となり、初の準決勝進出を決めた。日本はスイス戦に4-8で屈して5勝4敗。だが、4位争いをしていた米国などがいずれも敗れたため、突破が決まった。23日の準決勝では韓国と対戦する。

6回目で念願達成

 LS北見の日本はスイスに完敗したが、4位通過を争う米国が敗れたため、準決勝進出を果たした。初出場の1998年長野五輪から数えて6回目の五輪での念願達成。だが、サードの吉田知は不本意な内容に悔し涙を浮かべ、スキップの藤沢にもいつもの快活な笑顔はなかった。2人は「ラッキーだった」と声をそろえた。

 スイスは1次リーグ敗退が決まっていたとはいえ世界ランキング2位。日本は第2エンドで2点を先行される。吉田知のショットが甘くなった隙(すき)を逃すことなく攻め立てられた。さらに第4エンドには藤沢が強引に攻めるが、結果的に裏目に。最後の一投で二つのストーンの間を通そうと試みたが、わずかに接触。ハウス内に相手のストーンを数多く残して攻撃を譲り渡し4点を失った。

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