【DeNA】三上朋也、浅田将汰、有吉優樹、高城俊人、倉本寿彦、山下幸輝、宮本秀明の7選手に戦力外通告

三上朋也
三上朋也

 DeNAは16日、三上朋也投手(33)、浅田将汰投手(21)、有吉優樹投手(31)、高城俊人捕手(29)、倉本寿彦内野手(31)、山下幸輝内野手(29)、宮本秀明外野手(26)の7選手と来季の契約を結ばない旨の通知をしたと発表した。

 三上は県立岐阜商高、法大、JX―ENEOSを経て13年ドラフト4位でDeNA入り。1年目の14年から開幕一軍をつかみとると、いきなり65試合に登板して13ホールド、21セーブを挙げ、防御率2・33と圧巻の成績を残してブルペンに欠かせない存在となった。19年に右肘手術を受け19、20年は6、10登板のみだったが、21年は40登板。今季は19試合に登板して防御率3・65だった。通算346登板は全て救援登板。通算114ホールドを挙げた。

 浅田は19年ドラフト7位で有明高からDeNA入りしたが、3年間で1軍出場はなし。有吉はロッテから国吉とのトレードで昨季途中に加入したが、昨季も今季も1試合ずつの登板にとどまった。

 高城は九州国際大付高から11年のドラフト2位でDeNA入り。1年目の12年から45試合に出場するも、18年7月に伊藤光らとのトレードでオリックスへ移籍したが19年終了後に戦力外通告を受け、20年からはDeNAに復帰した。最も出場したのは15年の64試合と定位置をつかむことは出来なかったが、11年間プロで生き抜いてきた。今季は1軍での出場がなかった。

 倉本は横浜高、創価大、日本新薬を経て14年ドラフト3位でDeNA入りし、1年目の15年から遊撃のレギュラーを奪取。3年目までは102、141、143試合に出場したが、18年以降は出場機会を減らし、100試合出場に届かなかった。今季は開幕1軍入りも44試合の出場に終わり、1本塁打、2打点、打率1割7分3厘に終わった。

 山下は関東一高、国学院大を経て14年ドラフト4位でDeNA入り。1年目の15年から開幕1軍入りをつかんだ。最多出場は16年の62試合で100打席に立ったのもこの年だけだったが、内野全ポジションを守れ、勝負強い打撃を武器に貴重な存在だった。今季は12試合のみの出場にとどまった。

 宮本は秀岳館高、パナソニックを経て17年ドラフト7位で加入し、俊足好打で期待されたが今季は29試合の出場に終わり、打率も1割3分9厘だった。通算でも92試合の出場のみだった。

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