7人組グループジャニーズWESTが「WEST.」(読み:ウエスト)に改名して一夜明けた19日、メンバーの重岡大毅(31)が都内で行われた主演映画「ある閉ざされた雪の山荘で」(飯塚健監督、来年1月12日公開)のイベントに出席した。グループ名変更後初めて公の場に登場した。

冒頭、主演として最初にあいさつした。「『ある閉ざされた雪の山荘で』で久我和幸を演じました、WEST.の重岡大毅です。よろしくお願いします」と頭を下げた。

この日から公開に向けて宣伝活動が始まるビギニングイベントと題し、東京・池袋PARCOのオーロラビジョンでサプライズ生中継も行われた。ファンや通行人が見守る中、中継が始まると、重岡はカメラに向かって「みなさん突然どうも~」とあいさつ。「ビギニングイベントということで。皆さんどうも、WEST.の重岡大毅です」とあらためてあいさつした。

同作は、92年に発表された東野圭吾氏の同名小説を初めて映像化。大雪で閉ざされた山荘で行われる新作舞台のオーディションで、メンバーが1人ずつ消えていく。二転三転、幾重にも張り巡らされたトリックや、演技とウソ、過去が交錯し衝撃のラストへ向かうサスペンス・エンターテインメントだ。

作品の見どころを聞かれ、重岡は「同世代の役者が8人集まっていまして、全員が役者なんですけど、役者を演じるっていうユニークさがあります。個性豊かな人がたくさん出てきて、演技なのか、本当の連続殺人なのか、二重三重のトリックがあります」とアピール。その上で「あと…これ言っちゃっていいかな、衝撃のラストがありますっ!」と照れ笑いすると、間宮祥太朗(30)から「それはむしろ言った方がいいよ」とツッコまれ、笑いを誘っていた。

さらに予告映像も初公開され、WEST.の「FICTION」が主題歌に決まったことも報告。中条あやみ(26)から「WEST.さんの主題歌、すてきでした。うれしいです」と絶賛されると、「俺のほうがうれしい!」と感謝していた。

ジャニーズWESTは14年4月に「ええじゃないか」でCDデビュー。グループ名に「ジャニーズ」を冠するのは1964年(昭39)レコードデビューした初代ジャニーズ以来だった。所属するSMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)の創業者ジャニー喜多川氏(19年死去)の性加害問題を受け、今月18日にWEST.への改名を発表した。