「胸のあたりまで水が」「今回は桁違い」千葉・茂原 豪雨の脅威「廃業も…」

泥水につかった椅子やソファを運び出す飲食店の従業員たち=千葉県茂原市八千代で2019年10月26日午後1時32分、近藤卓資撮影
泥水につかった椅子やソファを運び出す飲食店の従業員たち=千葉県茂原市八千代で2019年10月26日午後1時32分、近藤卓資撮影

 台風21号の影響による記録的な大雨は台風15、19号の被災地を襲い、10人が死亡した。河川の氾濫は千葉、茨城、福島、宮城、埼玉の5県に及び、各地で浸水被害が出た。男性1人が行方不明となっている福島県では自衛隊などが捜索を続け、台風19号で浸水被害を受けた宮城県丸森町では住民らが片付けに追われた。

 広い範囲が浸水被害に見舞われた千葉県茂原市。市内を流れる一宮(いちのみや)川の氾濫で1人が死亡し、一時は市役所もくるぶしあたりまで水につかった。大雨から一転して晴天となった26日、街を歩いた。

 「胸のあたりまで水が押し寄せた」。同市八千代で写真スタジオを経営する小高恒雄さん(69)は、約100メートル離れた一宮川からあふれた水が店内を襲った状況を語った。

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