「動かないで」上野のストリップで捜査員は叫んだ…70年前に最高裁が示した判断は

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 東京・上野のストリップ劇場「シアター上野」の経営者ら男女6人が今月、警視庁に公然わいせつ容疑で現行犯逮捕された。だが、ストリップ劇場はそもそも風営法で「性的好奇心をそそるため衣服を脱いだ人の姿態を見せる興行」と規定されている。裸を売りにする劇場が摘発された理由はいったい何だったのか。

警視庁
警視庁

 「動かないで!」。今月14日午後0時半頃、シアター上野でこの日最初のショーが終盤を迎えたその時、客席に潜入していた捜査員の大きな声が響いた。同時に近くで待機していた約50人の捜査員が劇場内になだれ込み、経営者の男(55)やダンサーの女(38)ら6人を次々と現行犯逮捕した。

 警視庁幹部によると、6人は同劇場のステージ上でダンサーの下半身を露出し、客に観覧させた疑いが持たれている。この日の客は15人。ダンサーは全裸で、客の至近距離で脚を開いたり、下半身に照明を当てて見せたりしていた。1回500円で、ダンサーをデジカメで撮影できる「サービス」もあったという。

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2016935 0 社会 2021/04/28 11:43:00 2021/09/16 09:11:52 2021/09/16 09:11:52 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210428-OYT1I50035-T.jpg?type=thumbnail

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