立浪監督「最悪の滑り出し」悔しさをあらわに 47年ぶりホーム開幕3連敗 好機にあと1本出ず0行進【中日】
2022年4月1日 06時00分
◇31日 中日0―1DeNA(バンテリンドームナゴヤ)
今季初めてのホーム3連戦は悲惨な結果に終わった。中日は31日、バンテリンドームナゴヤでのDeNA戦に0―1で敗れ、同一カード3連敗。立浪和義監督(52)は「最悪の滑り出し」と嘆きながらも、立ち向かう覚悟を示した。
◇ ◇
試練の船出となった。9回、守護神のR・マルティネスが与えた1点で、試合は決まった。今季2度目の零封負けで本拠地3連敗スタート。立浪監督は「これだけ点が取れないと、ピッチャーもどこかでやられる。最悪の滑り出しですけど、試合は待ってくれない。あしたもあるのでね」と悔しさをあらわにした。
昨季2試合12イニングで無得点に封じられたDeNA先発浜口を攻略できなかった。直球と変化球のコンビネーションの前にまんまとやられてしまった。「チェンジアップが良いので真っすぐを待っていると対応できない。試合中にも何人かに言いましたけど、チェンジアップを狙うとか、追い込まれるまで真っすぐを狙うとか狙い球を絞ってやっていかないと」
2回と4回にはいずれも2死一、三塁の好機をつくったが、仕留められず。8回は2死一、二塁と走者をためて前日にプロ初アーチを放った鵜飼。これまでの3打席はいずれも最後はチェンジアップで2つの空振り三振と遊ゴロ。この打席ではオール直球勝負を仕掛けられ、1ボール2ストライクからの4球目をとらえられず三飛に倒れた。「うまく攻められた。真っすぐ待っていって変化球を対応できるならそれでいいけど、追い込まれるまでは読みを働かさないといけない」と指揮官。すべてを糧に進んでいくしかない。...
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