2011年1月31日10時27分
守勢に回ったときほど、本田圭の存在感は増す。接触プレーに強い豪州相手にひるむこともなく、パスを受けては攻めの起点となった。「サッカーは『一番』が一番いい。でも個人的には悔しさの方が残った。個人でチームを救える存在になりたい」と話した。MVP受賞については、「個人的にはヤットさん(遠藤)だと思う。ああいう人がいなかったら勝負は紙一重だった」。その遠藤とは常に会話をもち、チームを引っ張った。「優勝でみんなに箔(はく)がついた。自立したいいチームになる」と期待感を示した。
アサヒ・コム連載コラムを通じて、釜本邦茂さんが訴えてきたメッセージが新書になりました。組織を有効に機能させるのは、最後は個の力である。その個をあえて「蛮族」と呼ぶ。サッカーを通してみた日本、そして日本人論が詰め込まれています。
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