「賄賂あった」とDFB前会長 06年W杯招致、独誌報じる
【ケルン(ドイツ)=共同】サッカーのワールドカップ(W杯)2006年ドイツ大会の招致で買収行為があった疑惑について、ドイツ・サッカー連盟(DFB)の前会長、ツバンツィガー氏が「招致活動で賄賂は確かにあった」と証言した。有力誌シュピーゲル(電子版)が23日、報じた。
ニースバッハ会長が賄賂の存在を否定し、招致活動は全て合法的に行われたと話したことには「うそをついている」と非難した。
05年にW杯組織委員会が国際サッカー連盟(FIFA)に対して670万ユーロ(約9億円)を送金した経緯について、DFBは十分な説明ができていない。