アフガンのタリバンが指導者マンスール師の死亡を確認 新指導者にアクンザダ師

 【ニューデリー=岩田智雄】アフガニスタンのイスラム原理主義勢力タリバンは25日、指導者のマンスール師が米無人機の空爆で殺害されたことを公式に認めた。タリバンの発表によれば、新指導者には、ハイバトゥラー・アクンザダ師が選ばれた。副指導者には、現職のタリバン内強硬派ハッカニ・ネットワークのシラジュディン・ハッカニ幹部が留任したほか、タリバン創設者で初代指導者の故オマル師の息子、ヤクーブ幹部も就任した。

 マンスール師の死亡については、アフガン政府が22日に発表。オバマ米大統領も23日、これを確認していた。タリバンは、26日から3日間を服喪期間とするとしている。

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