ロシアのハッカー集団、ウクライナのメディア企業標的=グーグル

ロシアのハッカー集団、ウクライナのメディア企業標的=グーグル
 3月7日、米アルファベット傘下のグーグルは、ロシアのハッカー集団がここ数週間、ウクライナや欧州同盟国を標的にしたサイバー攻撃を行っていることを確認したと明らかにした。写真はポーランドのワルシャワで2018年3月撮影(2022年 ロイター/Kacper Pempel)
[オークランド(米カリフォルニア州) 7日 ロイター] - 米アルファベット傘下のグーグルは、ロシアのハッカー集団がここ数週間、ウクライナや欧州同盟国を標的にしたサイバー攻撃を行っていることを確認したと明らかにした。
グーグルでハッカー攻撃の対策を行う部門によると、過去2週間、ロシアのハッカー集団「ファンシーベア」がウクライナのメディア企業UkrNetにフィッシングメールを送信している。
フィッシングメールは、ユーザーのパスワードなどを盗み取るために送られるメールで、ハッカーは盗んだ情報でユーザーのアカウントに侵入が可能になる。
グーグルは、こうした手口の攻撃が成功したかどうかには明らかにしていない。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab