米朝実務者、月内に再協議 首脳再会談へ調整大詰め
【ワシントン=永沢毅】米国務省は8日、ビーガン北朝鮮担当特別代表と北朝鮮の金革哲(キム・ヒョクチョル)元駐スペイン大使による実務者協議を27、28両日の米朝首脳会談の前に再び開くと発表した。両氏は6~8日に平壌で協議した。次回は首脳再会談に向けた大詰めの調整となる。
国務省によると、8日までの実務者協議で米朝は完全な非核化、米朝関係、朝鮮半島の平和構築について話し合った。ビーガン氏は8日、専用機で平壌からソウルに戻った。9日に韓国外務省の李度勲(イ・ドフン)朝鮮半島平和交渉本部長ら韓国政府関係者や、訪韓している日本外務省の金杉憲治アジア大洋州局長らと会談。北朝鮮との協議内容を説明する見通しだ。
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