甲府市の商業ビルココリに移転する岡島が、3月3日のオープンを前に作業が進む店内を公開しました。

高級感を意識したコンパクトな売り場作りが大きな魅力としています。

2月14日にこれまでの店舗での営業を終了した県内唯一の百貨店=岡島は、甲府市の商業ビル・ココリへ移転し、3月3日に営業を再開します。

岡島 雨宮潔 社長:
ダウンライトで商品を見てもらうと今まで以上に品物の良さは伝わると思う

22日は報道陣に店内が公開され、雨宮潔社長が新たな店舗のコンセプトを説明しました。

雨宮社長:
ここがステージ2というプロモーションのコーナーになります。開店時はキタムラ(バッグブランド)のフェアをする。

新たな岡島のフロアはココリの地下1階から地上2階までです。

このうち地下の食料品フロアにはスーパーの明治屋や、パンのパンパティ、それに、洋菓子のアンリシャルパンティエなど大都市で人気のショップが県内で初めて出店します。

雨宮社長:
カレーパンの1日の販売でギネス記録を持っているくらいとても人気のパン

1階では化粧品やバッグなどの服飾雑貨を販売。
2階はアパレルやリビング用品売り場の他、催事場を設けました。

雨宮社長: 
催事場です。お中元やお歳暮のギフトセンター。これも岡島が担わないと県内には無いものになってしまう。
北海道物産展などでの製作実演ができるようになっている。

店舗全体の面積はエスカレーターなどの共有設備を含めると前の店舗の4分の1程度で、百貨店ならではの高品質な商品を効率よく買い廻ることができるといいます。

雨宮社長:
地元と一緒に作り上げる特別なコンセプトの店になりたい。

また、オープン当日の3月3日から12日までは近くの商店街と合同で移転を記念するバザールの開催を予定していて、中心街の賑わいづくりにつなげたいとしています。