読売テレビ社員を懲戒解雇 飲食代など1400万円不正請求

読売テレビ
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読売テレビ(大阪市)は28日、同社制作局の管理職の40代男性が番組制作会社を通じ、自分の飲食代金など計約1400万円を読売テレビに不正請求していたとして、同日付で懲戒解雇したと発表した。男性は全額弁済する意思を示しているという。

読売テレビによると、令和2年4月から今年6月にかけ、音楽番組に携わる制作会社に、「追加演出費」「追加撮影費」の名目で経費を水増し請求させるなどし、自身に現金で還流させていた。

番組の経費が予算を大きく上回る状態が続いたことから、弁護士事務所の協力を受けた調査で判明した。同社は「関係者、視聴者の皆さまの信頼を裏切る結果となり、心からおわびします」とコメントしている。

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