「ヴェノム」最新作、カーネイジの吹き替え版声優は片岡愛之助! 中村獅童との“対決”に期待
2021年11月25日 19:42
歌舞伎俳優の片岡愛之助が、マーベル・コミックスのダークヒーローの活躍を描いた「ヴェノム」の続編「ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ」に登場する敵・カーネイジの吹き替え版声優を務めていることがわかった。11月25日、都内で行われた特別試写会イベントで発表された。
正義感あふれるジャーナリストの主人公エディに、意思を持った地球外生命体「シンビオート」が寄生して誕生したヴェノム。マーベル史上最も残虐な悪として知られるヴェノムだが、本作では、マーベルコミック上でスパイダーマンとヴェノムが共闘して戦いを挑むレベルの強さを誇るヴィラン、カーネイジが立ちはだかる。
ヴェノムの吹き替え版声優は中村獅童が務めており、この日のイベントには、カーネイジ役の片岡のほか、エディ役の諏訪部順一、エディの元婚約者アン役の中川翔子、MC兼本作のアンバサダーを務める尾上松也が登壇。尾上が声優として参加していることも発表された。
全身カーネイジ化した姿で登場した片岡は、オファーを受けて「マーベル作品が大好きなので嬉しかったです。1も見ていまして、(ヴェノム役の)獅童さんとの対決になるのかと」と期待したそう。「カーネイジ歌舞伎っていうのもやってみたいです。歌舞伎になりやすそうな題材ですよね」と意欲を見せていた。
また、前作に続きエディ役を続投した諏訪部は「コミカルさやかっこ悪いところを表現したいっていう意図があるので、演出のときに『かっこよくならないでください』って言われます。でも、『かっこよくなっちゃったんで』っていうリテイクはありました」と告白。アン役の中川は「できれば中川翔子みを消したいですっていうのは音響監督さんに話させていただきました。作品を見て芸能人の顔が浮かぶのが嫌かなと思いまして、普段より低い声を意識しています」と振り返っていた。
「ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は、12月3日から全国公開。