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【山崎聡】看護師不足を解消するため、専門学校の誘致を進めていた鳥取市は28日、医療・福祉系専門学校大手の「大阪滋慶学園」(大阪市淀川区)と設置に向けた協定を結んだ。看護師や理学療法士などを養成する拠点として、2015年春の開校を目指す。
大阪滋慶学園は、大阪府と島根県出雲市で医療や福祉の専門学校6校を経営。より専門性の高い大学院大学も運営している。昨秋に鳥取市の公募に応じ、今年3月に進出を決めた。
新たに開校する専門学校の定員は、高卒3年制の看護師(1学年80人)と理学療法士、作業療法士、大卒2年制の言語聴覚士(いずれも同40人)。教員や職員も40人程度を雇用する。JR鳥取駅に隣接する北側の県有地約1500平方メートルが校舎建設の候補地になっている。