宝塚歌劇雪組公演『ルパン三世―王妃の首飾りを追え!―』と『ファンシー・ガイ!』の制作発表会が行われ、雪組の早霧せいな咲妃みゆ夢乃聖夏大湖せしる望海風斗彩凪翔彩風咲奈、そして原作者のモンキー・パンチが登壇した。

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 宝塚歌劇101年目の第1歩を彩る本公演では、『ルパン三世』の初ミュージカル化に挑戦するほか、ダンディの極みを追求したショー『ファンシー・ガイ!』を上演。
なお、本公演は早霧、咲妃の雪組新トップコンビの宝塚大劇場でのお披露目公演となる。

 そのお披露目公演が『ルパン三世』であることを聞かされたときの気持ちを早霧は「正直意外で驚きましたが、すごく人気のある作品なのでこの作品の力を借りて、より宝塚を知っていただくチャンス。頑張り甲斐のある作品に巡り会えて光栄です。ルパンのイメージは皆さんの中にあると思うので、その“ルパンらしさ”を大切に演じていきたい」と力強く意気込んだ。

 マリー・アントワネットを演じる咲妃も「幼い頃から大好きな作品なので、自分が出演できると思うとワクワクしてきます。そしてマリー・アントワネットを演じることは宝塚の一員としてとても光栄なことです」と喜びを語った。


 また早霧に対し、ルパンと自身の共通点は?という質問が記者から飛び「モノは盗まないので…」と返答を詰まらせていると、「早霧さんは多くのファンの心を盗んでらっしゃると思います(笑)」と咲妃がすかさず回答。集まった記者たちの笑いを誘った。

 会見前のパフォーマンスを鑑賞したモンキー・パンチは「新しいルパンが生まれた感じ。『ルパン三世』という作品を作って本当に良かった。これからの公演が楽しみ」と大絶賛し大きな期待をかけた。

 宝塚歌劇雪組公演・ミュージカル『ルパン三世―王妃の首飾りを追え!―』、ファンタスティック・ショー『ファンシー・ガイ!』は2015年1月1日から2月2日まで宝塚大劇場で、2月20日から3月22日まで東京宝塚劇場にて上演される。