ラグビーWS、7人制男子日本が昇格 打ち切りで
【ロンドン=共同】国際統括団体のワールドラグビー(WR)は30日、新型コロナウイルス感染拡大で未開催だった2019~20年シーズンの7人制ワールドシリーズ(WS)の残り試合を中止すると発表した。これに伴い、男子の日本代表が来季WSに全戦出場できる上位グループに昇格した。昇格を決める大会も中止されたが、予選に当たる2大会で日本が首位通過したことから決定した。
上位グループに2季ぶりに復帰する男子日本の岩渕ヘッドコーチは「次のステージでの戦いに向けて、引き続きしっかりと準備する」とコメントした。
女子は1大会で昇格を決める予定だったが、新型コロナの影響で開催されず、昇格チームはなしとなった。
WSは男子4大会、女子3大会(男女共催を含む)の中止が決定。既に終了した大会の結果により、男女ともニュージーランドが優勝となった。WRは来季の成績を東京五輪の組み合わせに反映させることも発表した。
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