NHKは9日、ドキュメンタリー番組「100カメ」(火曜後11・0)で「“余命”と向き合う人」を放送する。今回は、さまざまな事情で「余命」と向き合うことになった5人の日常に密着。娘との何気ないおしゃべりを楽しむ余命半年の父親や、推し活を力に変える女性らが登場し、人生の残り時間を意識しながら過ごす様子を映し出す。
「100カメ」は100台の固定カメラを設置し、人々の〝生態〟を観察するドキュメンタリー番組。気になる場所を「のぞき見」し、カメラを意識しない素の姿や会話などから人々の思わぬ実像を描き出す。2018年9月に週刊少年ジャンプの編集部に密着した第1回が放送され、「ギャラクシー賞」テレビ部門の月間賞を獲得。2021年までの不定期放送を経て2022年4月にレギュラー化。同年10月に第2シーズンを放送し、今年4月からは第3シーズンが始まっている。これまではインターネット衣料品通販大手ZOZO(ゾゾ)や結婚相談所、産科病院などに密着した。MCはお笑いコンビ、オードリー。