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若松, 正志 京都産業大学教職研究紀要 19 1-19, 2024-03-31
...具体的には、16世紀半ばの日本への鉄砲伝来、豊臣秀吉が戦国武将などの戦いを禁じた「惣無事令」、そして江戸時代の天皇・朝廷を取り上げた。 最初に、第二次世界大戦後から現在までの高校「日本史」の教科としての変遷と教科書についてまとめた。そのうえで、上記3つの内容に即して、歴史研究の展開と高校日本史教科書の記述とその変化について説明し、考察した。...
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古尾谷 知浩 名古屋大学人文学研究論集 7 453-460, 2024-03-31
The purpose of this paper is to clarify what kind of role SUGAWARA no Michizane played in the affairs of the Daijokan in the era of Emperor Uda. As specific points of discussion, this paper took up …
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久禮, 旦雄 京都産業大学日本文化研究所紀要 29 111-115, 2024-03-29
渡部 宏樹 日本研究 68 75-97, 2024-03-29
...三島の評論「文化防衛論」における「文化概念としての天皇」を補助線として利用することで、天皇との君臣合一という三島の美的理想にとっては、天皇という超越的な存在によってまなざし返されることが必要である。この理想は「英霊の聲」においては盲目の川崎青年がまなざし返すことができない否定形として、「憂国」においては天皇を代理し武山をまなざす麗子とのエロース的合一として表現されている。...
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田中, 学 拓殖大学国際日本文化研究 (7) 141-171, 2024-03-25
...戦前は金鶏学院や日本農士学校を設立し人材育成に努め、戦時中の小磯国昭内閣では大東亜省顧問に就任し、終戦を告げる昭和天皇の「終戦の詔書」の刪修にも関わり、その中に「萬世ノ為ニ太平ヲ開カムト欲ス」との一文を加えた。戦後の一時期は公職追放の憂き目に遭いながらも、解除後は師友会、後の全国師友協会を設立し、講演や執筆、様々な勉強会の講師を務め、精力的に啓蒙活動に取り組んだ。...
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新藤 宣和 東京大学国文学論集 19 39-56, 2024-03-25
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坂口, 太郎 研究紀要 037 117-140, 2024-03-22
identifier:http://repo.kyoto-wu.ac.jp/dspace/handle/11173/3858
藤本 誠 障害史研究 5 1-22, 2024-03-22
...第二章では、目盲等の表現についての検討を行い、主に古記録から一般的な目盲者に対する認識及び、三条天皇の眼病の記事を考察する。つづいて仏教説話集の表現の検討から、因果応報や法華経信仰との関わりを指摘し、合わせて説話の配列からも社会的位置づけの検討を試みる。...
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黄 鶴翔 国際日本研究 16 149-166, 2024-03-15
...また、後醍醐天皇と宋の徽宗、失敗した君主たちの作品を比較することで、彼らの特徴をより深く理解することを目指す。...
三木 麻子 神戸教育短期大学研究紀要 5 (0), 76-65, 2024-03-10
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告井, 幸男, 木本, 久子, 中村, みどり, 林原, 由美子 史窓 081 19-50, 2024-03-06
identifier:http://repo.kyoto-wu.ac.jp/dspace/handle/11173/3799
保科, 英人, Hoshina, Hideto 福井大学教育・人文社会系部門紀要 (8) 149-153, 2024-03-05
...昭和11 年に“ 宮古ショービン” の剥製標本が天皇家に献上されていたことが明らかになった.この標本がミヤコショウビンと同一種かどうかは不明である....
機関リポジトリ HANDLE 参考文献1件
太刀川, 直樹 早稲田大学大学院教育学研究科紀要 : 別冊 31 (2), 一三-二四, 2024-03-04
小池, 桂 社会福祉学部論集 20 117-129, 2024-03-01
...天皇制...
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井上 貴詞 キリストと世界 (34) 23-54, 2024-03
...本論は、入管制度の法と現状、ソーシャルワークのグローバル定義と国家資格の問題、排除を正当化する哲学と天皇制の問題、キリスト教福祉を実践するための神学的課題を取り上げ、多面的に考察した。...
DOI 機関リポジトリ
高尾 浩幸 人間科学研究 45 27-65, 2024-03-01
...(1)タケルは、父である景行天皇の衰弱した生命力を回復・再生させるために東征に出かけた。(2)護りの品は、本能衝動に備わる自己制御の発現を促してタケルを助けた。(3)全一的かつ全体形成的な愛の体験は、この世を聖化する。(4)英雄は、「自然な知恵」「無意識の知識」を手に入れる。(5)英雄は「時間の流れ」を表現することで、生命の源泉、不死性、リビドーの変容を認識する。...
浜畑, 圭吾 京都語文 31 197-210, 2024-02-29
...しかし、本来は天皇の忌日であったことから後宴を避けるかたちで発生したこの「中の日」が、安元御賀では当初から設定されていた。それは、比較的緩やかな一日として楽しむことが目的であったと考えられる。賀宴や後宴に比べて柔軟な対応が可能であった「中の日」は、先例にない行事を取り込みながら、その後も展開していった。...
田中, 大喜 国立歴史民俗博物館研究報告 245 181-202, 2024-02-29
...この二天像の造立趣旨は、天皇・将軍と千葉氏の繁栄を祈願することにあることから、これらは千葉氏(おそらく宗胤)が当代一流の仏師である湛康に依頼して制作されたものと考えられる。また、その造立趣旨には小城郡の安穏祈願も含まれていたが、それは同郡に暮らす在来勢力だけでなく民衆をも対象としたものと考えられ、二天像の造立は千葉氏による撫民の実践と理解できる。...
土佐, 朋子 京都語文 31 153-174, 2024-02-29
...瑞祥の知識を持っていた下毛野虫麻呂は、新羅使送別宴での創作にあたり、日本に一千年に一度と言われる七百年続く聖代が出現した奇跡に呼応して、新羅使によって瑞獣がもたらされる奇跡が起こったと観念することによって、天皇と新羅使の双方を讃美することを意図したと考えられる。...
佐藤,大雅 文学研究論集 60 21-36, 2024-02-28
研谷 紀夫 映像学 111 (0), 116-135, 2024-02-25
...<p>天皇や皇族の肖像に関する社会的な意味や役割についての研究が行われるようになって久しいが、これまでの研究対象は天皇・皇后や成人皇族が主であった。一方でその天皇や皇族の子息である親王・王や、息女である内親王・女王などのイメージについては、これからの研究課題であると言えよう。...
西村 則昭 仁愛大学研究紀要. 人間学部篇 (22) 57-66, 2024-02-20
...の復権に自己救済の道 を求めた.彼にとって天皇は,母の法を担う存在であると同時に父の法を担う存在であり,彼は自 決という仕方で,母による去勢(母子一体性への還帰)と父による去勢(言語活動への統合)を同 時に受け入れることで,自己存在の本来性を取り戻そうとした,と考えた....
アジ研・インドネシアグループ IDE スクエア -- 世界を見る眼 1-11, 2024-02
HANDLE Web Site
浅野, 俊和 現代教育学部紀要 16 1-13, 2024-02
type:原著
浅野 則子 別府大学紀要 65 1-9, 2024-02
type:text
佐藤 長門 國學院大學大学院紀要 : 文学研究科 55 1-22, 2024-02
Departmental Bulletin Paper
リーブズ, クリストファー Waseda RILAS journal 11 181-193, 2024-01-30
髙野 裕基 万葉古代学研究年報 22 (0), 107-122, 2024
賀茂 道子 国立国語研究所論集 26 151-169, 2024-01
...しかしながら,漢字の削減などの言語簡易化によって民衆の情報アクセスは容易になっただけでなく,GHQの意向を斟酌した日本側の自主的な動きによって天皇の言葉や法律が口語化したことにより,民主化の動きを加速させたと考えられる。...
DOI NINJAL
井上 さやか 万葉古代学研究年報 22 (0), 1-8, 2024
倉持 長子 万葉古代学研究年報 22 (0), 61-70, 2024
阪口 由佳 万葉古代学研究年報 22 (0), 21-31, 2024
下川 雅弘 (30) 13-36, 2023-12-25
The term Kyoto-kanke-shizoku refers to the low-level functionaries who served in the Imperial Court until 1869. They became unemployed and impoverished as a result of the Meiji Restoration. The …
鬼頭 孝佳 女性学年報 44 (0), 23-39, 2023-12-16
...そのうえで第4章では、「子孫教戒」の女性教育論に着目し、松陰が対内・対外情勢に関する危機意識から、「パクス・トクガワ―ナ」(徳川の平和)への過渡期に編まれた山鹿素行の叙述を、夫に対する殉死に関わる死の先験的自覚として“昇華”することにより、女性集団が自発的に夫(と夫が忠を尽くす天皇=国)の望む「節烈果断」の徳(と将来の子孫創出)を果たす主体=従属形成を目指す社会編成論として読み替えたと結論した。...
Fujimura, Ken'ichi, 藤村, 健一 福岡大学人文論叢 55 (3), 463-487, 2023-12
application/pdf
田村, 航 早稲田大学日本古典籍研究所年報 16 57-66, 2023-10-21
伊, 丹 早稲田大学日本古典籍研究所年報 16 93-105, 2023-10-21
相馬, 清貴, SOMA, Kiyotaka 長崎県立大学論集 (経営学部・地域創造学部) 57 (2), 31-49, 2023-09-30
type:Article
小野 雅章 研究紀要 106 59-79, 2023-09-30
identifier:02866447
DOI Web Site Web Site
許 暁婷 國文論叢別冊 1 114-115, 2023-09-30
岡本 拓司 宗教研究 97 (2), 101-125, 2023-09-08
...明治維新以降、西洋において科学と宗教の分離が進んでいることが理解されるとこの懸念は薄れ、他方では統治と道徳の根拠としての天皇の神聖性が受容を見ることとなる。しかし、ソヴィエト連邦の誕生以降、科学的社会主義の影響が日本に及ぶと、科学と、国家が帯びる宗教性との間に整合性を見出すという思想上の課題が意識されるようになる。...
菅 浩二 宗教研究 97 (2), 175-199, 2023-09-08
...</p><p>その結果、ウッダードが自らの滞日経験に即し、天皇・神道と軍国主義の間の楔として導きだしたのが、国体カルトの禁止という文脈であったと理解される。一方でその成立は、総力戦体制による社会変化の時期にも対応する。向後さらなる資料調査により、この見方を補強しつつ、その意味するところを考察していきたい。</p>...
薄井 俊二 埼玉大学紀要. 教育学部 72 (2), 219-245, 2023-09
text
薄井 俊二 埼玉大学紀要. 教育学部 72 (2), 247-269, 2023-09
齋藤 崇徳 日本教育学会大會研究発表要項 82 (0), 223-224, 2023-08-24
住田 朋久 公衆衛生 87 (8), 809-813, 2023-08-15
住田 朋久 公衆衛生 87 (7), 693-696, 2023-07-15
川角 由和 龍谷法学 56 (1), 87-, 2023-06-30
若林 剛志 農中総研 調査と情報 2023.05 (96), 6-7, 2023-05-09
大杉, 重男 論樹 32 45-59, 2023-03-31
機関リポジトリ HANDLE Web Site
浅野,啓介 奈良文化財研究所学報 : 文化財論叢 5 (102), 117-130, 2023-03-31
DOI 全国遺跡報告総覧
尾野,善裕 奈良文化財研究所学報 : 文化財論叢 5 (102), 505-524, 2023-03-31
有馬, 明恵 東京女子大学紀要論集 73 (2), 199-218, 2023-03-30
...media events such as the Emperor’s abdication and enthronement needs to be considered with regard to the division of people caused by the diversification of media use.本稿の目的は、日本人の国民意識とコスモポリタニズム意識について、天皇...
雲岡, 梓, Kumooka, Azusa 日本文藝研究 74 (2), 47-66, 2023-03-30
藤井, 隆輔 奈良教育大学国文 : 研究と教育 46 33-44, 2023-03-30
中田 幸司 玉川大学文学部紀要 (63) 95-108, 2023-03-30
...古典教育における「更衣」(こうい)は天皇の夫人として理解される傾向がある。一方、衣を替える意義をもつ「更衣」が平安朝に隆盛した『催馬楽』にはある。この詞章には愛しい相手に思いを伝える世界観がある。身分制度や年中行事から距離をおき、自/他の情を交えようとする往時の人はいかに表明したのか。そこには宮廷人による知識と脚色した詞章があると考えられる。...
菅原,彬州 法学新報 129 (12), 55-95, 2023-03-24
久保田 實 印度學佛教學研究 71 (2), 540-543, 2023-03-22
<p>Research on the Kangakue 勧学会 has focused on middle-class aristocratic bureaucrats, but work on the Buddhist monks who participated in the Kangakue is scarce. It was young Buddhist monks from …
DOI Web Site
勝田, 政治 国士舘史学 = Kokushikan shigaku 27 19-59, 2023-03-20
identifier:J-GLOBAL ID : 200901080899858141
大日方 克己 社会文化論集 19 1-20, 2023-03-20
...『日本書紀』は垂仁天皇7 年7 月7 日の記事として、出雲から呼び寄せられた野見宿禰が当麻蹶速と角力をした話を記している。野見宿禰は当麻蹶速の脇骨を蹴折り、腰を踏み折って殺してしまう。蹶速の地を奪い野見宿禰に与えられた。腰折田という。以後、野見宿禰は天皇に仕えたという。...
渡辺 哲男, ワタナベ テツオ, Tetsuo Watanabe 立教大学教育学科研究年報 66 69-88, 2023-03-20
type:P(論文)
鈴木 亮 成蹊人文研究 = Journal of the Graduate School of Humanities 31 1-15, 2023-03-18
外池, 昇 日本常民文化紀要 (37) 1-88, 2023-03-17
告井, 幸男, 木本, 久子, 中村, みどり, 林原, 由美子 京都女子大学大学院文学研究科研究紀要. 史学編 022 25-66, 2023-03-15
identifier:http://repo.kyoto-wu.ac.jp/dspace/handle/11173/3633
TAKII Kazuhiro 世界の日本研究 2022 27-32, 2023-03-15
On August 8, 2016, Emperor Akihito issued a video message to the people of Japan. Based on this message, Akihito abdicated to current Emperor Naruhito on April 30, 2019, and the name of the era was …
GUO Lianyou 世界の日本研究 2022 49-59, 2023-03-15
The abdication of Emperor Akihito and the accession of Emperor Naruhito have led to further research in China on the Japanese emperor system. Research within China on the emperor system is …
Saiki, Kaho, 齊木, 果穂 早稲田大学大学院教育学研究科紀要 : 別冊 30 (2), 一五-二五, 2023-03-06
告井, 幸男, 木本, 久子, 中村, みどり, 林原, 由美子 史窓 080 25-42, 2023-03-06
identifier:http://repo.kyoto-wu.ac.jp/dspace/handle/11173/3612
坂本 菜月, 近藤 慧, 臼井 祥朗 那須野が原博物館紀要 19 (1), 75-88, 2023-03-04
土佐, 朋子 文学部論集 107 1-19, 2023-03-01
...一方、大津皇子謀反事件については、『日本書紀』は、知的で硬派なエリートである大津皇子が、多くの知識人をカイ誤して起こした内乱であり、それを平定した持統天皇も理想の天皇として更に強固な権力を握ることになった事件として意味づける。...
佐藤, 幸也 科学/人間 52 043-087, 2023-03
...明治以来の急激な近代化とそれを権威付け、正当化するための「家族国家観」にもとづく社会システムの構築は「天皇制」を「国体」とする矛盾をはらみつつ、アジアとしては唯一西洋的資本主義導入に成功し、帝国主義国家、列強の一員となった。そのカタストロフィーは軍事、全体主義の天皇制ファシズムとも呼ばれた体制の崩壊であった。...
河内, 良彰 社会学部論集 76 19-41, 2023-03-01
...第2 に,九州では天皇・皇族,西日本では天津神,東日本では国津神を祀っている割合がそれぞれ最も高いことが判明した。第3 に,対応分析の結果,五畿と南海道が最も乖離した。...
鈴木 武晴 都留文科大学研究紀要 (97) (1)-(16), 2023-03-01
高尾 浩幸 人間科学研究 = Bulletin of Hman Science 44 47-75, 2023-03-01
川口 葉子, Kawaguchi Yoko キリストと世界 (33) 70-100, 2023-03
...弾圧は再臨信仰が国体のなかに規定されていく過程であり、天皇制国家に包摂される信仰的世界へと進んだのである。...
齊藤 紅葉 人文學報 120 159-178, 2023-02-28
...これまで,明治初期の京都の変容は,京都府と京都の町民,もしくは近代国家における天皇の位置づけの象徴としての京都として論じられてきた。そこでは明治政府や京都府が推進する近代化と,民衆の協力と軋轢の中で,近代京都が創設されてきたことが明らかにされてきている。...
井ノ口, 史 滋賀大学教育学部紀要 72 268-282, 2023-02-24
type:Departmental Bulletin Paper
新海, 英行, Shinkai, Hideyuki 研究紀要 44 1-32, 2023-02-20
...高度の発達した資本主義社会において戦前の天皇制国家主義的価値観が再度登場する。戦後もそうであるが、国家体制の脆弱化を補強する補強策として、公的社会教育はこの路線の上で自助、共助を重視する青少年健全育成事業と家庭教育事業と地域の互助事業に専念させられる。 ...
吉岡 拓 明治学院大学キリスト教研究所紀要 = The bulletin of Institute For Christian studies Meiji Gakuin University 55 233-258, 2023-02-18
Article
DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件
海津 一朗 和歌山大学教育学部紀要. 人文科学 73 72-61, 2023-02-08
...ここで紹介する前半の中からは、国体護持・天皇擁護(至尊免責)、米国占領政策批判、赤色デモクラシー(共産主義)傾斜という、西岡の不安定な確信が明らかになる。国家の行く末をスウェーデンに求める点もオリジナルな政治評論として注目されるであろう。なお、公開については所蔵者の了解を得ている。 本稿は、日本学術振興会助成金(基盤研究C課題番号21K00870 )の成果である。...
西岡 宇行 言語情報科学 21 213-229, 2023-01-31
言語態
徐, 留兄 慶應義塾大学大学院法学研究科論文集 63 55-109, 2023
研谷, 紀夫 近代日本研究 40 113-152, 2023
井上 さやか 万葉古代学研究年報 21 (0), 01-09, 2023
佐藤 一希 史学雑誌 132 (3), 1-28, 2023
...本稿では、寛政~文化期の光格天皇から仁孝天皇への皇位継承過程における、中宮欣子(光格正配)と光格皇子をめぐり生じた諸問題への対応から、当該期の光格天皇の政治姿勢と朝廷運営の特質を検討した。<br> 中宮欣子は後桃園天皇皇女として、光格天皇の皇位の正統性を担保する存在で、寛政期に中宮とその所生皇子温仁(ますひと)親王は、次代への皇位継承を考慮する上で重要な地位にあった。...
嶋田 陽一 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023
...<p> 黒潮続流によって東北地方太平洋側から流された漂流物は天皇海山列に妨げられるか,あるいは,東向きの海上風により東へ移動する傾向を示す.一方,天皇海山列周辺の海上風が南向きの傾向であれば,漂流物は南下し天皇海山列から離れ,西向きの海上風により日本方面へ移動する.しかし,漂流物が日本方面へ移動する間に北向きの海上風が続くと,漂流物は北上し黒潮続流域に戻る.漂流物は天皇海山列を越えなくても天皇海山列西方面...
DOI Web Site 参考文献3件
横尾 千穂 文化資源学 20 (0), 25-41, 2023
...<p>1986年、大浦信行の連作版画作品「遠近を抱えて」に使用された昭和天皇の写真のコラージュに対し、富山県議会で議員が用いた「不快感」という言葉が、議会内容とともに報道され、作品・図録の非公開や作品売却・図録処分など、社会的な関心を集める事態が次々と生じた。...
藤村 健一 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 79-, 2023
...同古墳にふさわしい呼称を1つ選ぶ質問では,「仁徳天皇陵」と「仁徳天皇陵古墳」がそれぞれ約3割で,歴史学界の呼称である「大山古墳」・「大仙陵古墳」を選んだのは合わせて約2割であった。訪問者の多くは同古墳を観光地とはみておらず,多様な認識・目的に基づいて行動している。</p>...
府和 正一郎 人文地理学会大会 研究発表要旨 2023 (0), 44-45, 2023
Saito Hideki, 斎藤 英喜 國學院雑誌 124 (1), 22-26, 2023-01
Journal Article
GPI Journal 8 (1), 30-33, 2022-12-31
現在社会の“PL法から見た専門職に要求される技術標準と公開論文”は、社会発展の標準・基準の制定とその罰則規定の業務上過失など信頼性追求にまでに至っている。一方、人類の文化発祥時代の古代社会では、技術標準・基準はBC3000~2500年ごろに数学の基本となる数・長さ・重さ・時間などの評価法の基準が概念化(標準・基準に該当)から始まったとの数学的思考説の情報ベースが発祥との説がある。一方、同一形態の…
GPI Journal 8 (1), 34-38, 2022-12-31
伊藤, 翔太, ITO, Shota 年報新人文学 / 北海学園大学大学院文学研究科『年報新人文学』編集委員会 編 19 52-81, 2022-12-25
松岡, 悠和 京都府立大学学術報告. 公共政策 (14) 107-121, 2022-12-25
...また天皇制理念とは異なる、個人の信念の利用を通して教育を補完するという論理は、ある種の危険性を抱えるため原理的次元に留めざるを得ず、1920 年代前半の時点では具体的な社会教育行政の施策に結実させることは出来なかった。...
成瀬, トーマス誠 國士舘法學 = KOKUSHIKAN HOGAKU = KOKUSHIKAN LAW REVIEW 55 107-154, 2022-12-20
identifier:J-GLOBAL ID : 201801015014008760
栗本, 賀世子 藝文研究 123 (1), 1 (228)-12 (217), 2022-12
ハセガワ, トヨキ, HASEGAWA, Toyoki 東京電機大学総合文化研究 (20) 65-72, 2022-12
西野, 裕子 京都語文 30 73-95, 2022-11-26
...貞観八年(八六六)閏三月一日、太政大臣藤原良房の染殿第において、清和天皇を招いての盛大な観桜の宴が催された。そこでは、「落花無数雪」という題のもとで詩会が行われたのであるが、この題に関しては白詩を出典としていることは指摘されているものの、同時代の歌における落花と雪の見立て表現との比較検討は不十分である。...
高橋, 利郎 京都語文 30 5-17, 2022-11-26
...今回の講演では、明治天皇の和歌愛好と御歌所設置の経緯、さらに御歌所の職制などに加えて、御歌所歌人の同時代的な評価について言及する。その上で寄人を務めた阪正臣、専従職員として御歌所を支えた大口周魚を例に、書の実作家として、また、書道史研究者としての御歌所歌人の役割を確認する。これらを通して、彼らの仕事が、現在の書学書道史において重要な基礎を形成していることが明らかにされるものと考える。...
菅原,彬州 法学新報 129 (5), 111-149, 2022-11-18
森, ほのか 清心語文 (24) 1-12, 2022-11
関, 良基, Seki, yoshiki 拓殖大学論集. 人文・自然・人間科学研究 48 65-83, 2022-10-31
In 1867, the last year of Edo period, there was a wave of making Japan’s constitutional designs. These constitutional designs were drafted by either Tokugawa administration or samurais from …
石野 浩司 日本研究 = NIHON KENKYŪ 65 187-241, 2022-10-31
...泉涌寺「霊明殿」とは、歴代天皇の位牌(尊牌)を安置する施設である。天皇即位儀礼および宮中祭祀と関連して、宮内庁の月輪陵墓祭祀との関係性を維持している。 1. 泉涌寺が天皇家喪葬に関与し始めるのは、通説の仁治3年(1242)四条天皇喪葬からではない。『四条院御葬礼記』に見える御前僧は顕密僧であって、いまだ古代の天皇喪葬制の範疇に留まり、禅律僧らが「一向沙汰する」中世喪葬儀礼には移行していない。 ...
服部 光真 東京大学史料編纂所附属画像史料解析センター通信 98 16-18, 2022-10-31
一般共同研究「中・近世畿内寺院史料の調査・研究と研究資源化―般若寺および念仏寺を中心とする―」による成果公開、元興寺特別展「袋中上人と山の寺念仏寺」、奈良市史料保存館企画展「「山の寺」念仏寺と江戸時代の奈良町」関連。
DOI HANDLE Web Site ほか1件
佐藤 一希 日本研究 = NIHON KENKYŪ 65 359-422, 2022-10-31
...本稿では、寺院における近世天皇家の追善仏事の執行体制と、それを主導した泉涌寺と般舟院を始めとする御黒戸寺院の地位の変遷に関する検討を行った。 近世天皇家の追善仏事は、中陰法要、「年忌法要」、「回忌法要」に大別される。...
杉江 夏呼, 大久保 洋二, 中谷 扶美子, 藤村 太史郎, 井之上 太 日本建築学会技術報告集 28 (70), 1574-1577, 2022-10-20
<p>This is an accommodation facility built by The Japan Steel Works on the occasion of the visit by Crown Prince Yoshihito to Hokkaido in 1911. It is still used by the company as a guest house for …
DOI Web Site 被引用文献1件
陣内 恵梨 ジェンダー史学 18 (0), 31-45, 2022-10-14
...今日まで安産信仰で知られている岩田帯(腹帯)伝説に語り継がれているように、応神天皇を出産し、天皇の母となった神功皇后は、近代における女性国民の最重要課題として設定された、国民の再生産との高い親和性を備えていた、と指摘されてきた。</p><p>しかしながら、神功皇后には、それだけでない別の側面も存在していた。...
生田 頼孝 社会主義理論研究 2 (1), 28-50, 2022-10-05
七沢 潔 放送研究と調査 72 (10), 68-71, 2022-10-01
菅原,彬州 法学新報 129 (3-4), 49-88, 2022-09-30
伊集院, 葉子 国立歴史民俗博物館研究報告 235 87-115, 2022-09-30
...女性もここに行立したのは、天皇の意志を官人に周知徹底し国家意志を形成していく過程に組み込まれていたからである。これまでの研究では内侍司が重視されてきたが、王権は、国家意志達成のために他の後宮十二司の女官の動員も必要としたことが、『続日本紀』和銅元年七月乙巳条から明らかとなった。 朝儀への列立にあたっては、五位というラインが重要だった。...
Tosa Hidesato, 土佐 秀里 國學院雑誌 123 (9), 63-80, 2022-09
名取 雅航 映像学 108 (0), 57-77, 2022-08-25
...天皇の人間性が決して自律したものではなく、天皇という役割と不可分の関係において描かれているのである。それらの分析と考察を通じ、『太陽』の意義は、天皇の「人間化」をあくまで現実的な交渉のプロセスとして表現することによって、天皇の人間性についての議論が伴う困難を観客に伝えることにあったと結論付ける。</p>...
齋藤 崇德 日本教育学会大會研究発表要項 81 (0), 217-218, 2022-08-24
内野 光子 論潮 15 (0), 90-128, 2022-08-10
山口 道弘 法政研究 89 (1), 117-170, 2022-07-29
...第1章 牧健二の学問形成 / 第1節 履歴 / 第2節 2人の師 / 第2章 牧健二の業績 / 第1節 戦前・戦中 / 1.世界観の時代と体系化への要請 / 2.法科派と文科派との異同(第88 巻4号) / 3.自由法学/ 社会法学、現状維持派/革新派 / 第2節 戦後 / 1.家族国家論の修訂 / 2.天皇の本質を繞って / 3.知行論争 / 結 / 補論 / 第1節 本領安堵...
阪本, 尚文 大警視だより 続刊 15 19-21, 2022-07
齊藤 紅葉 人文學報 119 99-121, 2022-06-30
...近代国家日本の構築において, 天皇・宮中のあり方を模索していた岩倉は, 子息具経をイギリスへ留学させ, 自由・独立と王室, 宗教の関係を勉強させるなど, イギリスの政体に強い関心を寄せ, ある程度の理解を示した。そして, 公卿出身で宮中に影響力をもつ自身の立場を活かして, 皇室所蔵となった仏典の写しをイギリスへ送付したり, 京都の保存に取り組んだ。...
岡島 陽子 洛北史学 24 (0), 41-57, 2022-06-04
...そこで本稿では 神璽・天皇御服など物品管理を行う蔵司と経典や楽器などの管理を行う書司という保管型官司を取り上げて職掌の分析を行った。すると二司とも男性官司が管 理する物品を分収・保管するとされた職掌については判然とせず、早い段階で職務停止があったと考えられる。一方、書司の楽器管理など男性官司の職掌には なく、分収を伴わない職務については継続して行われた。...
松本, 直樹 国文学研究 196 17-30, 2022-06-01
村上 孟謙 史林 105 (3), 377-414, 2022-05-31
...本稿は、天智天皇が近江国大津に創建した崇福寺について、草創期の宗教活動や天平期までの足跡を再検討し、七・八世紀における同寺の歴史像を再構築したものである。草創期の崇福寺は、天武系王権と対立的な大友皇子をも追善し、王権と一定の距離を保った比較的自由な立場で宗教活動を営んだ。一方、人的基盤たる常住僧が置かれず、物的基盤たる封戸の保有にも時間的制約が設けられ、存立基盤の不安定さも抱え込んでいた。...
所, 功 皇學館論叢 = KOGAKKAN RONSO 55 (1), 118-135, 2022-04-10
木本, 好信 皇學館論叢 = KOGAKKAN RONSO 55 (1), 1-49, 2022-04-10
天岡, 昌代, AMAOKA, Masayo 同志社女子大学大学院文学研究科紀要 22 75-96, 2022-03-31
中堀, 博司 宮崎大学教育学部紀要 98 51-60, 2022-03-31
上田 浩史 教育科学セミナリー 53 1-15, 2022-03-31
佐藤 一希 史林 105 (2), 294-332, 2022-03-31
...後桃園天皇の皇女である新清和院は、中宮から皇太后へ転任する近世には例をみない昇進を果たした存在であり、十九世紀前半の天皇家内において、前帝の意思を超越しうる影響力を持った点で、近世の他の女院とは峻別される地位を有した存在であった。...
青木,敬, 米川,裕治, 前川,歩, 丹羽,崇史, 海野,聡 薬師寺東塔発掘調査報告 1-10, 2022-03-31
稲山 玲 西洋比較演劇研究 21 (1), 16-34, 2022-03-31
This paper analyses Hisashi Inoue’s view on the Japanese Emperor in Yume no Kasabuta (The Scab of the Dream, 2006). One of the themes of this play is the Japanese Imperial system. Before the end of …
實盛,良彦 四條畷市文化財調査報告 : 四條畷市文化財調査年報 9 (61), 49-52, 2022-03-31
加藤 雅信 名古屋学院大学論集 社会科学篇 58 (4), 241-279, 2022-03-31
...「日本を生糸・お茶・おもちゃ等の生産国」にするという産業力弱体化政策とともに,“天皇陛下,万歳!”と叫びながら兵士が死地におもむいた歴史を根絶させるべく,天皇を頂点とする「家族主義的国体」観を破壊する一環としての家族法改正だったのである。...
本山, 八重子, モトヤマ, ヤエコ 立教大学日本文学 127 31-43, 2022-03-30
椿田 有希子 アジア文化研究 (48) 1-19, 2022-03-30
香川, 檀 武蔵大学人文学会雑誌 : The Journal of Human and Cultural Sciences 53 (3,4), 166(65)-143(88), 2022-03-25
大墻, 敦 桜美林大学研究紀要.社会科学研究 = J. F. Oberlin University Journal of Advanced Research. Social Sciences 2 9-24, 2022-03-25
松嶋 哲哉 教育學雑誌 58 (0), 51-, 2022-03-25
勝田, 政治 国士舘史学 = Kokushikan shigaku 26 1-45, 2022-03-20
舘野 文昭 国文学研究資料館紀要 文学研究篇 = The Bulletin of The National Institure of Japanese Literature 48 53-78, 2022-03-18
...さらに同説話を順徳天皇内裏の詩歌壇の一面を示す史料として位置づける。 "Kokon Chomonju" is a collection of narratives compiled by a person namedTachibana no Narisue in the 6th year of the Kenchō....
花上 和広 国文学研究資料館紀要 文学研究篇 = The Bulletin of The National Institure of Japanese Literature 48 1-52, 2022-03-18
...白河院の天皇時代、上皇・法皇時代、また詠作年次未詳和歌の三つに分けて、詠歌状況をみた。 一、白河天皇時代 在位期間 一三首 二、白河上皇・法皇時代 譲位後から出家・崩御まで 九首 三、詠作年次未詳和歌 六首 「一、白河天皇時代」つまり在位期間に、白河院は二八首中、一三首と最も多くの歌を詠じている。...
高橋 一友 社会システム研究 25 19-37, 2022-03-18
君嶋, 亜紀 大妻国文 53 81-106, 2022-03-16
吉野, 武 国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History 232 247-275, 2022-03-16
...このため謀反の第一報直後に派遣された征東使は現地で想定外の難局に直面し、天皇との間で征討に対する考え方の差が開いた。征討は容易に実施できず、征東使の刷新と天皇の厳命によって十一月以降に大崎地方等の城柵を復したが、翌年五月には軍を解散した。その後、天皇は上京させた征東副使の説明で現地の詳細を十分認識した結果、考えを改めて征東使等を賞したと考える。...
告井, 幸男, 木本, 久子, 中村, みどり, 林原, 由美子 京都女子大学大学院文学研究科研究紀要. 史学編 021 27-61, 2022-03-15
identifier:http://repo.kyoto-wu.ac.jp/dspace/handle/11173/3436
小髙, 道子, Odaka, Michiko 教養教育研究院論叢 2 (2), 49-52, 2022-03-15
宮瀧, 交二 大東史学 4 117-121, 2022-03-15
...従来、「王政復古」は、政変・事件として理解されてきたが、久住真也氏はこれを「政治君主としての天皇を生み出す歴史の流れ」と捉えた。また、従来、対立的に検討されてきた将軍と天皇を、その「連続性」に注目して再評価したことも、新たな視点である。このように本書(久住真也『王政復古 天皇と将軍の明治維新』)は、今後の幕末・明治維新史に大きな問題を提起した一書である。...
下平 拓哉 江戸川大学紀要 32 321-334, 2022-03-15
P(論文)
君塚 直隆 日本国際教養学会誌 8 (0), 106-116, 2022-03-15
This article is the essence of lecture which the author gave at the academic conference of the Japan Association of International Liberal Arts on 13th March 2021. In the Twenty-First Century we can …
山中, 章 三重大史学 22 1-24, 2022-03-13
ゴトウ, ムネト 愛知学院大学文学部紀要 (51) 290-271, 2022-03-10
金 やすみ キリストと世界:東京基督教大学紀要 (32) 73-103, 2022-03-10
...特に、戦時下に自由主義神学によって神の言葉を失った結果、天皇制が孕む偶像性を⾒抜けず偶像崇拝の罪を犯しながらも依然として悔い改めない戦後の⽇本の教会を目の当たりにしたジョン・ヤングは、戦後の「今」、教会が教会の命である神の言葉を取り戻し、悔い改めて歩み出すために必要なことは、預言者として彼らの罪を曖昧にせず大胆かつ明確に指摘することだと考え、積極的に神の言葉を説き、あらゆる機会を用いて悔い改めを促し...
告井, 幸男, 木本, 久子, 中村, みどり, 林原, 由美子 史窓 079 31-45, 2022-03-06
identifier:http://repo.kyoto-wu.ac.jp/dspace/handle/11173/3356
佐藤, 幸也 科学/人間 51 111-143, 2022-03
...むろん、江戸時代の強固で安定的な支配が「イエ-ムラ」構造とそこでのドメスティックな精神構造を作りあげてきたという面はあるにしても、明治期になされた天皇制国家と近代資本主義国家体制の融合という歴史的壮挙と呼んでもいいかもしれない社会システムの確立は、一方で過度な「立身出世主義」(これは佐幕側ほどメンタリティーに刷り込まれたと言えるが)「富国強兵」が社会全体を貫き、元来自治と共同性を保持していたムラの機能...
佐藤, 雄介 学習院史学 (60) 101-112, 2022-03
黄, 當時 文学部論集 106 61-80, 2022-03-01
...巻頭歌の歌い出しで天皇は、船と髪を褒めたのである。...
前田, 寿紀, Maeda, Hisanori 淑徳大学研究紀要. 総合福祉学部・コミュニティ政策学部 56 1-58, 2022-03-01
近年出版された,近代日本における報徳社などに関する著書を取りあげ,内容を検討・考察し,報徳社(さらには報徳会)に関する研究の発展に進むことを提言した。
林, 大樹, Hayashi, Daiki 人文 (20) 375-408, 2022-03
堀岡, 喜美子 佛教大学大学院紀要. 文学研究科篇 50 55-71, 2022-03-01
...史料を博捜したところ、『貞観儀式』および『延喜式』には天皇家と藤原氏家と所縁が深い神社と祭儀に奉仕する物忌の記事があり、これらの内容を吟味したところ、一部の物忌の奉仕には平安前期に摂政となり権力を掌握した藤原良房の関与が示唆されるものであった。以上より本稿は、物忌研究の到達を踏まえ、平安前期における政治社会と祭祀とのつながりから浮かび上がってくる物忌の実像を探り、巫女との関連を検証するものである。...
野村 玄 大阪大学大学院文学研究科紀要 62 29-66, 2022-03
鈴木, 敬夫 札幌学院法学 = Sapporo Gakuin law review 38 (2), 85-176, 2022-02-28
type:Bulletin
菅谷,幸浩 法学新報 128 (7-8), 379-405, 2022-02-28
中村, 孝文 武蔵野大学政治経済研究所年報 (21) 57-94, 2022-02-28
大田,美和 法学新報 128 (7-8), 93-122, 2022-02-28
相原, 嘉之 奈良大学紀要 (50) 33-50, 2022-02-28
渡辺, 栄太郎 大東文化大学紀要. 社会科学 60 211-230, 2022-02-28
...天皇制に代わり、国民・民衆に依る統治者の選任。統治は4年制とし、特に民衆に信望ある時に限り、2期までを認める。...
内田 誠一, Uchida Seiichi 安田女子大学紀要 (50) 259-270, 2022-02-28
...さらに、後奈良天皇の宸翰短冊七五葉を精査して、天皇が他の天皇よりも下草を多用され、そして従来の下草の用法を超えた、意図的かつ独創的な用法を採用されていたと結論づけた。...
高, 蘭, Gao, Lan 研究年報社会科学研究 第42号 25-48, 2022-02-26
柚木, 靖史, Yunoki, Yasushi 広島女学院大学人文学部紀要 (3) 1(44)-19(26), 2022-02-25
福島 可奈子 映像学 107 (0), 60-83, 2022-02-25
...文部省の命でいち早く幻燈製作をはじめた鶴淵幻燈舗が、はじめて日本の「修身」教育に関与したのが、明治天皇の勅命で元田永孚が編纂した『幼学綱要』スライドであるが、今回それら一式が新たに発見された。そのため筆者は、それらのスライドが製作されるに至る当時の国家教育観の思想的背景を検証する。...
古屋, 明子 日本文學研究 61 15-28, 2022-02-15
...次に、名詞の「罪」という語が表す内容も天皇や朝廷への侵犯行為を表すものが最も多いので、ここでも天皇(朝廷)の権威が倫理観の基本になっていると言える。最後に、『古事記』と似た話の内容に着目すると、『日本書紀』の話の方が「道」や『礼記』という儒教的世界を背景に状況や心情説明がより詳細に行われ、善悪の価値観が明確に書かれるとともに、天皇のあり方というものも問題視されている。...
横手, 逸男 浦和論叢 66 57-72, 2022-02
韓 立紅 東アジア文化研究 7 41-57, 2022-02
孫 源 東アジア文化研究 7 197-210, 2022-02
佐藤 信吾 マス・コミュニケーション研究 100 (0), 181-199, 2022-01-31
<p>This paper clarifies the interaction between journalism and social authorities through commemoration to construct the war memory, focusing on the “memorial visit” conducted by Heisei Tennō and …
箱石 大, 高島 晶彦, 渋谷 綾子 東京大学史料編纂所附属画像史料解析センター通信 95 18-24, 2022-01-28
...史料編纂所所蔵明治天皇宸筆勅書の料紙の計測・観察・構成物分析の結果に基づき、料紙は奉書紙であり、本紙と包紙は共紙であることを実証。...
DOI HANDLE Web Site ほか1件 参考文献1件
谷口, 太一 皇學館論叢 = KOGAKKAN RONSO 54 (4), 119-136, 2022-01-10
松木, 大輔 慶應義塾大学大学院法学研究科論文集 62 169-212, 2022
佐々木 恵介 史学雑誌 131 (8), 37-59, 2022
...さらにこの政務は、11世紀半ばの後朱雀天皇の時代に申文撰定儀として整備された。蔵人は提出された申文を関白に内覧、天皇に奏覧した後、清涼殿東庇の昼御座で、申文を撰ぶ作業を行う。この作業では、申文を、希望する官職ごと、あるいは申請方式ごとに分類、整理し、申請文書の束に短冊を付けて、任官会議における天皇御座の前に置かれた硯箱の蓋に積むと同時に、申文目録を作成して天皇と関白に進上した。...
福岡 万里子 年報政治学 73 (2), 2_13-2_41, 2022
...<p> 安政の五ヵ国条約が天皇の承認を得ず調印されたことは同時代的にも国内に広く知れ渡り幕末の政治動乱を引き起こす重要な契機となったが、無勅許調印の事実は、1859年以降日本に着任した西洋外交官らには幕府により秘匿され、それをおそらく察知していたと見られる米国駐日総領事ハリスも、その経過については外交団内で沈黙を守った。...
DOI Web Site 参考文献2件
山家 智之, 白石 泰之, 山田 昭博 生体医工学 Annual60 (Abstract), 73_1-73_1, 2022
...<p>神武天皇が朝廷を開き、聖徳太子が十七条の憲法を定め「日出る処の天子」の国を整え、ペリーが襲来して維新から、科学・技術・軍事に必要性により帝国大学の制度が整えられ、1907年、東北帝国大学が仙台の地に設立されました。...
原科 颯 年報政治学 73 (1), 1_143-1_165, 2022
...<p> 本稿では、明治前期(明治維新から明治憲法の制定まで)における天皇・皇室と政治の関係、即ち当時の用語でいう宮中と府中の関係(以下、宮中・府中関係)の形成過程を、伊藤博文による滞欧憲法調査以降の時期を中心に検討した。...
小関 康平 憲法研究 54 (0), 111-, 2022
佃 栄吉 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 224-, 2022
...701年大宝律令や718年の養老律令の制定、720年の日本書記の完成など天皇を中心とする中央集権体制が浸透し、全国から資源情報の収集体制が可能となっていた。741年には聖武天皇により諸国に仏教による国家護持のために国分寺の建立が発願され、国家仏教政策が勧められた。当時の政情不安や734年の畿内七道の地震、737年の天然痘大流行などの社会不安が大きく影響したものと考えられている。...
鷲見 涼太 史学雑誌 131 (10), 1-23, 2022
...とはいえ、啓の転換の結果、天皇に上申するための文書様式は、表・奏という天皇に上申するため「だけ」の文書様式となり、啓の転換は文書様式上における天皇の地位の可視化を意図していたと言えよう。...
奥田 潤 薬史学雑誌 57 (1), 53-57, 2022
...銅造)は,高さが 73.0 cm で薬壺をもち,白鳳-奈良時代(A.D. 645-794)につくられ,日本で薬壺をもつ薬師如来像でもっとも古い像である.別名 香薬師(こうやくし)とも呼ばれる.同像は盗難に遭い,現存する像は複製像である.少し遅れて,奈良時代につくられた薬壺をもつ薬師如来像(銅造)は,高さが 42.5 cm で,大津市の聖衆来迎寺にある.この像は京都の元応國清寺の本尊であったが,正親町天皇...
鈴木, 敦史 東海大学紀要. 海洋学部 19 13-22, 2021-12-28
Web Site
藏中 さやか, Sayaka KURANAKA 神戸女学院大学論集 = KOBE COLLEGE STUDIES 68 (2), none-, 2021-12-20
...俊実の一面を活写した歌物語的な詞書からは、残された歌数は多くはないが公卿として堀河天皇歌壇に列した俊実の姿が浮かび上がる。...
日経ビジネス = Nikkei business (2121) 22-25, 2021-12-20
...報告する閣僚に昭和天皇が述べられた言葉と伝えられている。 本来、輸入価格を相対的に引き下げる円高は「消費者にとって良いことしかない」(大正大学の小峰隆…...
PDF Web Site
安部 龍太郎 日経ビジネス = Nikkei business (2121) 82-84, 2021-12-20
...また日本で初めて火葬が行われたのは、700年に他界した元興寺の僧道照からで、702年に亡くなられた持統天皇も火葬にふされたという。真備の祖母が火葬されたのは、それからわずか6年後である。 銅の使用も注目すべきことだ。...
学谷 亮 Stella 40 201-215, 2021-12-18
小関 素明 立命館大学人文科学研究所紀要 129 7-90, 2021-12
理論と動態 (14) 132-150, 2021-11-15
綾目, 広治 清心語文 (23) 60-74, 2021-11
村口 進介 國文論叢 57 91-101, 2021-11
Hisamizu Toshikazu, 久水 俊和 國學院雑誌 122 (11), 17-34, 2021-11
Nomura Tomohiro, 野村 朋弘 國學院雑誌 122 (11), 1-16, 2021-11
市 大樹 IATSS Review(国際交通安全学会誌) 46 (2), 96-104, 2021-10-31
...<p>聖武天皇の治世下にあたる735(天平7)年・737(天平9)年、深刻な被害をもたらした疫病が起こった。本稿では、この疫病の実態を多面的に浮かび上がらせることを目的として、その被害状況について確認した上で、その交通に関わる諸現象を中心に検討を行った。...
伊藤, 循, Ito, Jun 拓殖大学教職課程年報 4 19-34, 2021-10-20
...そこには天皇・律令国家の統治意識・版図観念が看取される。また、『律書残篇』によれば、8世紀前期の薩摩国では、隼人域に特徴的な1郡1郷に象徴される郷里制や郷戸・房戸制の再編成が行われ、律令制的な国郡制や籍帳支配が進展していた可能性がうかがわれる。...
陣内 恵梨 ジェンダー史学 17 (0), 49-57, 2021-10-20
...三つ、「男装し、軍を率いた」「60 年以上、国を統治した」神功皇后は、明治政府の推進した男性天皇の擁立と近代性別規範と真っ向から対立するが<sup>10 </sup>、その齟齬をいかに解消したか、ほとんど言及されていない。...
安部 龍太郎 日経ビジネス = Nikkei business (2111) 68-70, 2021-10-11
...阿倍仲麻呂が生まれた家は、孝元天皇の皇子大彦命(おおびこのみこと)を始祖とすると伝えられ、一門の中には大臣に任じられた者も多い。 祖父比羅夫は白村江の戦いに水軍の大将として出陣し、伯父(父の兄)宿(すく)奈(な)麻(ま)呂(ろ)は平城京造…...
村松 晋 日本の神学 60 (0), 136-141, 2021-09-25