韓国キアモーターズ(起亜自動車。以下、キア)は1月11日、米国で開幕したデトロイトモーターショー16において、コンセプトカーの『テルライド』(Telluride)を初公開した。
テルライドは将来、キアのラインナップに加わる可能性のある大型プレミアムSUVを示唆した1台。米国カリフォルニア州のデザインスタジオが担当。キアのデザイン言語を、たくましい新たな方向へと導くものとなる。
車台は、中型SUVの新型『ソレント』がベース。ボディサイズは、全長5000mm、全幅2010mm、全高1800mm、ホイールベース3080mmの堂々の大きさ。新型ソレントよりも、ひと回り大きい。
室内は、3列シートで7名乗りの上質な空間。ドライバー正面のメーターは、デジタル化されており、ダッシュボード中央の大型モニターとの組み合わせで、先進性をアピールする。内装の一部はキアとしては初めて、3Dプリンターによって製造された。
パワートレインは、プラグインハイブリッド(PHV)。エンジンは、直噴3.5リットルV型6気筒ガソリン。最大出力270hpを発生する。モーターは最大出力130hp。システム全体で400hpを引き出し、4輪を駆動する。