宇宙に想いを馳せている頃もありましたねー。
もーいくつ寝るとWWDC(噂まとめ記事はこちら!)。かの会場ではそのときに発表するアイテムをモチーフにした横断幕がどーんと飾られるのですが、今年はテカりのないアイコンがだーんと出まくりの様子。「今年はフラットデザインを激プッシュか」ということがわかりますね。
それでは、今までのWWDCはどうだったでしょうか? 2002年からの横断幕ギャラリーで昔を懐かしんでみてください。
2002年 Xserve
1Uラックマウント型のサーバーマシン「Xserve」が発表された年です。CPUはまだPowerPCでした。
2003年 Power Mac G5
重く、そして大きなデスクトップMac。パンチングメタルを多用したデザインに、多くのフォロワーが登場したモノです。筐体のルックスはMac Proにも受け継がれましたね。いいデザインは時代を超えるんですね。
2004年 OS X Tiger
当時Longhorn(Windows Vistaの開発コード名)を強く意識していたアップル。キャッチコピーにもその前のめり感が出ています。
2005年 Intel Mac
さよならPowerPC。こんにちはIntel。この時点ではハードウェアデザインが露出されなかったため、2005年4月に発売されたばかりのTigerをプッシュする横断幕が中心だったようです。
2006年 Mac Pro
パワー競争まっただ中。Windows陣営と同じくIntelプラットフォームが主体となったこの年には、Xeonを積んだMac Proが登場。
2007年 OS X Leopard
2005年のWWDCから予告されていたLeopardが登場です。アプリのスゴさを無限に広がる大宇宙で表しています。
2008年 iPhone 3G
Leopardで宇宙に飛び立ち、iPhone 3Gで地球に帰還、というわけでしょうか。
2009年 iPhone 3GS、iOS 3.0、OSX Snow Leopard
黒のOS Xに白のiOS。対比させているかのよう。
2010年 iPhone 4、iOS 4
Macの話は影を潜め、iPhone 4&iOS 4が中心になってきました。
2011年 Mac OS X Lion、iOS 5、iCloud
と、思いきや2011年はMac復活。Lion+5+雲=2011年のWWDCという、言い切り感がすごい。
2012年 MacBook Pro Retina、iOS 6、OS X Mountain Lion
ティム・クック体制の初WWDC。アイコン押しまくりです。ハードウェアではなく、サービス&ソフトウェア重視、という姿勢の表れだったのでしょうか。
Every WWDC Banner Ever For The Last 11 Years[Cult of Mac]
(武者良太)