芸能

「仮面ライダースーパー1・高杉俊介」5000万円借金踏み倒しヒーローの「無反省余罪」

20160714e

 仮面ライダーがファンから金を無心──。ウソのようなホントの醜聞に、恥の上塗りとなる「無反省余罪」が発覚した。被害者多数、莫大な借金を踏み倒した正義のヒーローは、返済を迫るファンをひき殺す寸前だったというのだ。

 借金騒動が明るみに出たのは昨年2月のこと。「週刊ポスト」誌上で、80年放送開始の仮面ライダーシリーズ第7作「仮面ライダースーパー1」(TBS系)で主演を務めた俳優・高杉俊介(66)が、ファンから総額5000万円超の借金をしている、と報じられた。

 ここ数年はめぼしい仕事もなく、だまし取った金は生活費に消えたと見られる。

 借金の内訳は、1人約2400万円という“大口”が2件、他にも数万円から数十万円を複数のファン、関係者から借りており、そのほとんどを返済していない。高杉が09年の一時期だけ俳優として所属した制作会社の社長で、自身も借金トラブルに巻き込まれた平山陽氏が語る。

「私たち関係者の間では、高杉のことを“つきもの”と呼んでいます。まるで取りつくように寄生先から借金を重ねているからです」

 金を引っ張るための泣き落としの手口も多彩で、

「ヤクザから(仮面ライダーの)変身ベルトを取り戻したい」

「明日までに金を払わないと東京湾に沈められる」

「これから闇金融に行ってきます」

 と、手を変え品を変え理由を作り、相手の同情を誘うのだという。

「“ヒーローなんだから、お金を返さないはずがない”と思ってしまうんだそうです。そんなバカな、と思われるかもしれませんが、そういう洗脳状態に持っていくのが非常にうまいと思います」(前出・平山氏、以下証言は平山氏)

 その“洗脳”が解けたファンから訴えられ、今年4月8日に本件では初となる裁判が開かれた。高杉が出廷しなかったため、平山氏や大口被害者の女性ファン・Aさんらが自宅を訪ね、高杉が土下座して返済を約束した場面は、複数の情報番組でも報じられた。

 そして、4月22日、前回とは別の元ファンによる裁判が再び開かれた。しかしまたも高杉は現れない。

「もう一度、高杉の自宅を訪ねました。でも誰もいる気配がない。帰ろうとしたところ、偶然近くのスーパーマーケットに高杉の車が止められているのを見つけたんです」

 平山氏らが前回訪問時に確認したところ、高杉の車はふだん、家の近くに路上駐車されており、あげく車検の期限が平成27年10月で切れていたという。

「それらしき車がある、と近づいてみてわかったんですが、運転席と助手席のシートを思い切り倒して、高杉本人と、彼と同居している20~30代の女性がそこに身を潜めていました」

 つまり、“裁判がある日はあいつら(ファン)が家に押しかける”と「学習」した高杉が、わざわざスーパー駐車場に避難して隠れていたのだ。さて、平山氏らがゆっくり車に近づくと──。

「高杉の車が急発進したんです。それを止めようと、我々の一人が進行方向に立ちはだかったんですが、車はブレーキもかけずに一気に走り去っていきました」

 ひかれる寸前だった男性は、減速しない車に驚いて身を翻したが、そのとっさの判断がなければどうなっていたことか‥‥。

 5月30日に放送された「とくダネ!」(フジテレビ系)のインタビューで、高杉は借金について、こう語っている。

「逃げたりとか隠れたりとかするわけもなく、真摯にこれから本当に少しずつですけど、頑張ってお返ししていこうと思っています」

 ここまで言行不一致が徹底しているとは、かえって見上げたものか‥‥。実は、寸借詐欺まがいの無心は、発覚よりずっと以前から続けてきたようである。

「ライダー時代に、子役のお母さんから金を借りたことがある、とも聞きました。今回の騒動は氷山の一角で、現在進行形で無心を受けているファンがいてもおかしくない」

 週刊アサヒ芸能も高杉に取材を試みたが、何度電話してもつながらなかった。ヒーローという“仮面”をかぶっていても、借金怪人の本性は隠せなくなってきたか──。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
本州で2番目の長距離路線バスが廃止に!太川陽介「バス旅」番組を襲う「打ち切り」危機
2
キッズ商品に大谷バブルの悪影響!ママたちがドジャースの高級ブランド化に「大谷さん、何とかして」と悲鳴
3
田代まさしが東国原英夫に語った「薬物依存は刑務所に入れても意味がない」持論の是非
4
【鉄道界激震】西武鉄道が「箱根山戦争」を繰り広げた「小田急・東急の中古車両」購入の「格落ち」感
5
好きなところに変化球!ドジャース・山本由伸に大谷翔平が教えた「寝る時間」の極意