2019年7月の参院選広島選挙区の大規模買収事件で公選法違反罪に問われた元法相の河井克行被告(58)の判決が18日、東京地裁で言い渡される。被買収者とされる100人のうち、40人は広島県内の県議や市町議、首長などの政治家。政界の慣習とされる地方選挙の「陣中見舞い」「当選祝い」として渡された現金が、買収の金として認定されるかも注目される。公判での証言などを整理した。

 【特集】河井陣営から現金を受け取ったとされる地元政治家40人

 ▽35人「意図感じた」