SIE、インドのゲーム開発を支援する「India Hero Project」を発足 応募作品の選考にはSIEの吉田修平氏も参加

急速に発展中のインドの新たな才能を発掘するプロジェクト

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SIEは、インドのゲーム開発を支援する「India Hero Project」を発足した。India Hero Projectに選ばれたゲームは開発資金の提供を得られるほか、SIEから販売される可能性もある。インドに拠点を置く開発チームならば規模を問わずに応募可能となっており、開発が1人でも応募可能だ。すべての応募作品は、SIEの吉田修平氏らが参加するIndia Hero Project委員会を中心に選考される。

India Hero Projectの審査基準は以下のとおり。

  • インドから生まれた才能を示すものであること
  • ゲームの成功の見込みがあること
  • ゲームの構想や実現性が技術的に十分であること

インドのゲーム市場は2019年に18.9億ドルと推定され、2025年までに40.1億ドルに達すると予測されている。とりわけモバイルゲームは大幅な成長が見込まれているが、India Hero ProjectのFAQによるとプロジェクトの主な対応プラットフォームは、PS5とPCとなるようだ。モバイルゲームのタイトルについては、個別に判断されるとのこと。なお、PS VR2タイトルにも対応予定となっている。

India Hero Projectの応募には、ゲーム開発経験の有無は問わない。法人の場合はインドに登録された法人であることが条件になるほか、国際的な開発チームの場合はゲーム開発の50%以上をインド国内で実施することが条件となるようだ。

新作として開発されるゲームの応募をプロジェクトは推奨している。発売済みのゲームのPS5/PC向け移植となる場合は、個別に判断される模様。開発期間は作品によって異なるが、SIEは完成までに約1年~3年を想定しているとのこと。

応募の手数料は無料。応募者は、開発資金として最低10万ドルを申請できる。India Hero Projectへの採用や開発資金提供については、India Hero Project委員会が決定する。場合によっては、SIEからゲームが販売されることもあるようだ。

開発資金の提供とは別に、ゲームの販売については個別的に検討される可能性があるとSIEはFAQで回答している。India Hero Projectには、こちらのページから応募可能となっている。

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