滴滴とのタクシー配車 第一交通、秋に大阪で600台
タクシー国内最大手の第一交通産業は10日、中国の配車サービス最大手の滴滴出行と今秋に大阪府内でタクシー600台の配車サービスを始めると発表した。車内に専用タブレット(多機能携帯端末)を設置し、訪日中国人は中国で使っているアプリで最寄りのタクシーを呼べる。
運賃は通常利用と同じ。利用者がアプリにアリペイなどの決済方法を登録していれば、支払いもアプリ操作で完了する。
両社で運行ノウハウを積み上げて京都府や東京都、福岡県、沖縄県に展開していく。滴滴出行はソフトバンクと共同出資の日本法人を通じて日本語版アプリを提供。他のタクシー事業者にもサービス導入を促し、日本語での利用者も増やす。