宮崎秀吉さん死去、世界最高齢スプリンター

マスターズ陸上の男子100メートルに出場した宮崎秀吉さん。42秒22で世界初の105歳以上の記録保持者となった=2015年9月23日、京都市右京区の西京極補助競技場(志儀駒貴撮影)
マスターズ陸上の男子100メートルに出場した宮崎秀吉さん。42秒22で世界初の105歳以上の記録保持者となった=2015年9月23日、京都市右京区の西京極補助競技場(志儀駒貴撮影)

 宮崎秀吉氏(みやざき・ひできち=ギネス記録に認定された世界最高齢スプリンター)23日、脳出血のため死去、108歳。葬儀・告別式は家族葬で行う。

 静岡県出身。農協を定年退職後に趣味の囲碁などを続け、92歳で陸上競技を始めた。平成27年9月に京都市で行われたマスターズ陸上競技の記録会に105歳で出場。100メートル(105~109歳の部)で42秒22、砲丸投げ(同)で3メートル25をマークし、いずれも当時の世界記録を達成した。

会員限定記事会員サービス詳細