サントス、サンプドリアからDFドドをレンタル移籍で獲得

2018.02.23 00:01 Fri
Getty Images
▽ブラジルのサントスが22日、サンプドリアに所属するブラジル人DFドド(26)を2018年末までのレンタル移籍で獲得したことを発表した。

▽2009年にコリンチャンスでプロデビューしたドドは、2012年にローマへ完全移籍。その後、2014年にインテルへ2年間の買い取り義務付きのレンタル移籍で加入。しかし、日本代表DF長友佑都(現ガラタサライ)らとのライバル争いに敗れて出場機会を失うと、2016年冬にサンプドリアへレンタル移籍。セリエAで17試合に出場し、残留争いに巻き込まれかけていたチームの残留に貢献。
▽この活躍が評価され、サンプドリアは2016年夏に買い取りオプション付きの2年レンタルで再びドドを獲得したが、その後は出場機会が激減。今シーズンもここまで公式戦の出場はなかった。そしてこの度、サンプドリアはドドの買い取りオプションを行使し、すぐにサントスへレンタル移籍させたようだ。

▽なお、サントスは1月にもインテルから元ブラジル代表FW“ガビゴル”ことガブリエウ・バルボサ(21)をシーズン終了までのレンタルで獲得していた。

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サンプドリア、インテル戦力外の長友佑都に興味か…SB放出ならサントンとの2択へ

サンプドリアがインテルに所属する日本代表DF長友佑都の獲得に興味を示していると、ジェノヴァ地元紙『イル・セーコロ・XIX』が9日、伝えている。<br><br>サンプドリアは今夏の移籍市場において、サイドバックのDFバルトシュ・ベレシンスキもしくはMFヤコポ・サーラを放出した場合、ルチアーノ・スパレッティ指揮下のインテルで構想外となっている長友、またはDFダヴィデ・サントンの獲得へ動く見込みだ。<br><br>7日、スロバキア代表の22歳DFミラン・シュクリニアルがサンプドリアからインテルへ加入した。当初は2800万ユーロ相当と高額なシュクリニアルの移籍金の一部として、長友もトレード要員としてこの取引に含められる可能性があった。だが最終的に1500万ユーロとFWジャンルカ・カプラーリのトレードで話がまとまっている。<br><br>しかし、サンプドリアではベレシンスキ、サーラのみならず、DFドドも移籍先を探しており、サイドバックが手薄となる可能性がある。このためサンプドリアは引き続き、長友の動向を注視しているようだ。なお長友にはサンプドリアのほか、ブンデスリーガのレバークーゼンやプレミアリーグのエバートンなどが獲得に興味を示しているとうわされる。今後の動向は注目されるところだ。<br><br>提供:goal.com 2017.07.10 13:00 Mon

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サンプドリアの元イタリア代表FWファビオ・ボリーニが長期離脱となったようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。 今夏の移籍市場で2年半ぶりにイタリアの地に帰還したボリーニは、25日に行われたセリエB第14節のスペツィア戦に先発出場したが、74分に左足を負傷しそのままピッチを去っていた。 報道によれば、精密検査を受けたボリーニは左太モモの長内転筋腱の損傷と診断されたとのこと。なお、治療には手術を必要とし、全治は約2カ月とのことだ。 長期離脱を強いられることになったボリーニは、自身のインスタグラムでチームメイトに対し、以下のようなメッセージを送っている。 「チームメイト、そしてサンプドリアのみんなと、目標に向かって一緒に進むことができないのは寂しい。僕らは正しい道を歩んでいるし、僕らを止められる嵐はない!」 今夏にアンドレア・ピルロ氏を新監督を迎えたサンプドリア。1年でのセリエA復帰が目標となる中、シーズン序盤は降格圏に沈むなど苦戦を強いられたが、直近6試合では4勝2分け1敗と復調の兆しを見せていただけに、今季5ゴールを挙げているベテランストライカーの離脱は大きな痛手となる。 2023.11.28 23:50 Tue

40歳の元イタリア代表FWクアリアレッラが引退の意向を表明… 夏のサンプドリア退団以降フリーの状態続く

元イタリア代表FWファビオ・クアリアレッラ(40)が現役引退の意向を表明したようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 トリノでプロデビューを飾り、その後はウディネーゼやナポリ、ユベントスなど国内のクラブを渡り歩いたクアリアレッラ。2016年2月からは在籍2度目のサンプドリアでプレーし、2022-23シーズンにはフィールドプレーヤーとしてセリエA史上5人目の通算550試合出場の偉業を達成したが、シーズンを終えると契約満了によりセリエBへ降格したチームから退団していた。 以来フリーの状況が続いていたクアリアレッラは、イベントに出席した際に『スカイ・スポーツ』にコメント。もうプレーできる状態にないと明かした。 「もう辞めたのか? 必然的にそうならざるを得なくなってしまった。僕はフリーだが、ピッチに立つことができないほどのフィジカルコンディションなんだ」 「確かに常に夢がある。1つはサッカー界にとどまり、自分に合った役割を理解することだ。どの道を進むべきか考えるための時間はたっぷりある」 昨シーズンのクアリアレッラはケガによる欠場もありながら公式戦25試合で1ゴール1アシストを記録。キャリア通算ではクラブレベルで717試合238ゴールを記録していた。 2023.11.19 20:20 Sun

「許可されてたよ」ピルロ監督は選手の喫煙OK派、教え子が証言「彼自身もハーフタイムは座って一服」

アンドレア・ピルロ氏は指揮官として選手の喫煙を許可しているという。イギリス『サン』が伝えている。 現役時代にイタリア代表としてドイツ・ワールドカップ(W杯)を制し、ミランではチャンピオンズリーグ(CL)を2度制覇したピルロ氏。ユベントスでもセリエA9連覇時代の礎を築くなど、栄光に満ちた選手キャリアを送った。 しかし、監督キャリアでは失敗続き。予期せぬ古巣ユベントスの指揮官就任が歯車を狂わせた感は拭えないが、選手として導いたセリエA9連覇時代を指揮官の立場で終わらせることとなり、昨シーズンはトルコのファティ・カラギュムリュクへ向かうも1年足らずで退任し、今季はサンプドリアでセリエB開幕9試合を戦い1勝3分け5敗と無惨な成績だ。 そんなピルロ氏がファティ・カラギュムリュクを率いていた昨季、選手として所属した元トルコ代表FWコリン・カジム=リチャーズがイギリス『Filthy Fells』のYouTubeチャンネルに出演。ピルロ氏は選手の喫煙を許可し、自らも選手に隠れることなく堂々と喫煙していたという。 「タバコを吸うイタリア人はたくさんいるだろ? それはトルコでも同じなのさ」 「選手としてはもちろん監督次第なわけだけど、ピルロのもとでは許可されていたよ。ピルロを含めた何人かが試合前にノンストップでタバコを吸い、ピルロはハーフタイムも座って一服。話しながらでも咥えているよ」 「これは文化の違いってやつさ。僕はショックを受けたわけじゃないし、決して批判するつもりもない。むしろ正当なことだと思う」 イタリア人と喫煙と言えばラツィオを率いるマウリツィオ・サッリ監督がヘビースモーカーとして知られ、64歳の現在も1日60本の煙草を吸うと言われている。かつてインテルなどを指揮したアルゼンチン人指揮官のエクトル・クーペル氏も煙草を吸いながらセリエAで指揮したことも有名だが、ピルロ氏もかなりのヘビースモーカーだったようだ。 2023.10.12 21:35 Thu

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