円債市場で、長期金利の上昇に歯止めがかからない状態となっている。日銀の金融政策正常化プロセスを巡る不透明感から、疑心暗鬼に陥った投資家による「売り材料探し」の様相を呈しており、市場では日銀が来月13─14日の政策決定会合で国債買い入れ等に関する何らかの方針を示すまでは金利上昇基調が続くとの見方が多い。
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中国で今年設定された海外投資ファンドの本数が過去最高を記録した。国内市場が低迷する中、中国の投資家が海外市場に目を向けていることが背景。
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台湾主計総処は30日、今年の域内総生産(GDP)見通しを2月時点の3.43%増から3.94%増に引き上げた。世界的な人工知能(AI)関連の需要拡大と堅調な消費が追い風となる見通し。
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中国国防省の報道官は30日、先週2日間にわたって台湾周辺で実施した軍事演習について「期待された目標」を達成したが、挑発行為があればさらなる行動の用意があると表明した。