DiDi、新潟でサービス開始 県内7事業者と

中国配車サービス大手の滴滴出行(ディディ)とソフトバンクが出資するDiDiモビリティジャパン(東京・港)が9日、新潟県内で配車サービスを始めた。7社のタクシー事業者が導入し、新潟市や長岡市(ともに一部地域を除く)、見附市など7市で利用できる。
DiDiの進出は全国で13カ所目で、北信越地域では初めてとなる。利用者はスマートフォンでDiDiのアプリをダウンロードし、乗車地点と目的地、支払い方法を入力する。人工知能(AI)が利用者から最も近いタクシーを配車する。
三和第一交通(新潟市)や中越交通(三条市)、小千谷タクシー(小千谷市)など7社のタクシー事業者が導入した。サービスの利用拡大に向け、15日までツイッターを活用した「新潟開始記念SNSキャンペーン」を日替わりで実施する。初乗り相当分の700円のクーポンが計700人に当たる。