第88回 主演男優賞

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主演男優賞

「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」フジ系

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高良健吾

けなげな青年を好演した高良健吾が受賞

「不器用な練くんの感じが表情からうまく出ていた」「けなげなお人よしの田舎者、都会で働く悪徳業者という2つの設定を見事に演じ分けていた」などの意見が集まり、高良健吾が堂々の1位を獲得。2位の亀梨和也には「演技の振り幅がすごかった」などの高評価が多数。3位は、39歳のこじらせ男子を好演した香取慎吾が選出された。

東京の引っ越し業者で働く曽田練役。福島の祖父が失った土地を取り返すことを夢見て上京するも、心優しい性格から悲しい目に遭うことも。後半で見せた別人のような表情や、練の悲しさ、優しさ、苦しさなどの内なる思いを絶妙に表現した。

受賞の言葉

「絶対にいいものを作っているという自信があったので、こういう形で評価してもらえたことがうれしいです。曽田練という役はこんなふうに人と接せられたらいいなという僕の理想でした。練がどういうふうに成長していくのか…その流れをすごく大切に演じましたし、みんなが常に集中しながら役を大事に演じていたのを現場で感じていて、同じ方向を進んでいることが気持ち良かったです。一番印象深いのは最初と最後のファミレスでのシーン。同じ席だけど、ドラマの中では5年以上たっているので、それを感じることができたのが貴重でしたね。最後のシーンは予定外の雪が降ってきて、トラックの中に変更になったのですが、それがまたいいシーンになって。頑張ってきたご褒美をもらえた気分でした。月9でこの役を演じられたことは自分の中でも大きくて、街で小学生などから『引っ越し屋さん!』と声を掛けてもらえるようになりました。いろんな方の心に届いたという実感ができましたし、とにかくいい経験をさせてもらったので、作品には感謝しかないです!」

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2位

「怪盗 山猫」日本テレビ系

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亀梨和也

神出鬼没の天才怪盗・山猫役。飄々とし、明るく、おちゃめな日常の一面と、鋭いまなざしを敵に向ける対極の姿を見事演じ分けた。さらに、ワイヤや銃を使った激しいアクションシーンも体当たりで演じ切った。

3位

「家族ノカタチ」TBS系

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香取慎吾

手文具メーカー勤務の永里大介役。自分の生活圏内に他人がいることが許せないこじらせ男子が、葉菜子(上野樹里)、父・陽三(西田敏行)と接していくうちに変化が。大介が心情を吐露するナレーションも話題に。

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得票結果

読者票
1 亀梨和也「怪盗 山猫」
2 香取慎吾「家族ノカタチ」
3 草彅剛「スペシャリスト」
4 窪田正孝「MARS(マース)~ただ、君を愛してる~」
5 藤ヶ谷太輔「MARS(マース)~ただ、君を愛してる~」
TV記者票
1 高良健吾「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」
2 亀梨和也「怪盗 山猫」
3 草彅剛「スペシャリスト」
4 長瀬智也「フラジャイル」
5 遠藤憲一「お義父さんと呼ばせて」
審査員票
1 長瀬智也「フラジャイル」
2 吉田鋼太郎「ドラマ24『東京センチメンタル』」
3 渡部篤郎「お義父さんと呼ばせて」
4 香取慎吾「家族ノカタチ」
4 草彅剛「スペシャリスト」
4 遠藤憲一「お義父さんと呼ばせて」