覚醒剤追放ポスターに起用された1987年の清原容疑者。この頃は本塁打だけを打っていたが… 東京・港区の自宅マンションで覚醒剤を所持していたとして、2日に警視庁組織犯罪対策5課が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕した元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)の自宅から、注射器3本やストローとパイプ1本ずつを押収していたことが3日、警視庁への取材で分かった。同容疑者は覚醒剤の使用も認めており、尿鑑定の結果を待って使用容疑でも立件する方針。
西武時代の1987年7月、清原容疑者は「覚せい剤打たずにホームラン打とう」というキャッチコピーがおどる、警察庁の覚醒剤追放ポスターに起用された。「覚せい剤等薬物防止強化月間」のために、同庁が作製。歳月を経て、皮肉な結末となった。