湖底遺跡の謎探れ 小型ロボ、深層スイスイ
琵琶湖の底にある「葛籠尾崎(つづらおざき)湖底遺跡」を小型水中ロボットで探索するプロジェクトが進んでいる。水深数十メートルの同遺跡では1万年以上前の土器も見つかっているが、その成り立ちは謎に包まれている。立命館大のロボット工学や考古学の専門家が手を組んで、人力では難しい湖底遺跡の解明に挑んでいる。
6月上旬、立命館大びわこ・くさつキャンパス(滋賀県草津市)の実験用プールで、川村貞夫教授(ロボット...
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