白熱した試合を繰り広げる選手たち=白山市笠間町で
白山市笠間町の金城大女子バレーボール部が、台湾の強豪・台中市東山高級中学女子バレーボール部と合同練習を行っている。二十五日からは北信越地区の強豪高校三校を加えた五チームによる練習試合で、技術を高め合っている。
過去に台湾女子ジュニアなどの監督を務めた同大の坂口憲政総監督の縁で、二〇一八年から東山高中との合同練習が続いている。二〇年からはコロナ禍で中止し、四年ぶりに再開した。
東山高中は二十日に日本に到着。同大で練習のかたわら、県内も観光。二十五日、二十六両日は金沢商業高、福井工業大付属福井高、新潟中央高が加わって五チームによる練習試合を繰り返した。
金城大の佐藤美夢主将(21)は「台湾のチームは背が高くてブロックがすごかった。普段はなかなかできない良い経験になった」と話した。三十一日から台湾の高校の全国大会を控える東山高中のチャン・ユンティン主将(17)は「日本のチームは守りが上手で勉強になった。自分たちのバレーをやって大会で優勝したい」と話した。
東山高中は二十七日に帰国する。(青山尚樹)
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