子供の心強いパートナーに 130人がキワニスドール作製

 子供から入院生活の不安を取り除く「キワニスドール」をつくる会(東京キワニスクラブ主催)が18日、千代田区大手町のパソナグループ本部で開かれた。キワニスドールは、無地の布製の人形。入院生活を送る子供が自分たちで顔や服を描いたり、医師や看護師が子供に病気や治療の説明をする際にも使われ、心強いパートナーになる。各地のキワニスクラブを通じ、全国の小児病棟に提供され、国内ではこれまでに約7万体が配られている。

 この日の会には約130人が参加し、型取りや綿詰めなどをして、約100体が作られた。家族で港区から参加した西堀君香ちゃん(5)は「初めてお人形を作った。綿を詰めるのは楽しい」と笑顔だった。

会員限定記事会員サービス詳細