【横浜C】54歳カズ、浦和戦で今季初出場! J1最年長出場記録を更新
スポーツ報知
◇明治安田生命J1リーグ▽第3節 浦和―横浜FC(10日・埼玉)
横浜CのFW三浦知良が10日、敵地・浦和戦で今季初出場した。54歳12日での出場で、自身が持つJ1最年長出場記録を更新した。
0―2の後半ロスタイム、カズはFW伊藤に代わって2トップの一角で途中出場。浦和サポーターの拍手に迎えられながら、冷え込みが厳しい中で半袖のユニホームでピッチに立った。少ない時間で前線に陣取ったが、ジーコ氏のJ1最年長ゴール記録(41歳3か月12日)を大幅に更新する得点はならなかった。
13年ぶりのJ1となった昨季リーグ戦は4試合(先発1試合)、合計68分間の出場で無得点。今季は渡辺や伊藤、クレーベら実績十分のFWが加わりポジション争いの厳しさは増した。
それでも情熱は変わらない。「最年長出場記録や最年長ゴールへの期待に応えられるよう、いい準備をしたい」。1試合でも多くピッチに立ち、ゴールを決めるために日々トレーニングを積み重ねてきたカズが、プロ36年目の第一歩を切った。
◆J1年長出場記録(所属は当時)
〈1〉三浦知良(横浜FC) 54歳12日=2021年3月10日・浦和戦
〈2〉中山雅史(札幌) 45歳2か月1日=2012年11月24日・横浜M戦
〈3〉中村俊輔(横浜FC) 42歳8か月3日=2021年2月27日・札幌戦
〈4〉土屋征夫(甲府) 42歳3か月3日・鳥栖戦
〈5〉ラモス瑠偉(V川崎) 41歳9か月5日=1998年11月14日・柏戦