貴景勝に母校・埼玉栄高から新化粧まわし寄贈 スクールカラーから好みの色を指定可能

スポーツ報知
巡業で逸ノ城(右)とぶつかり稽古を行う貴景勝

 大相撲の新大関・貴景勝(22)=千賀ノ浦=に、昇進を祝して母校の埼玉栄高から新しい化粧まわしが贈られることが21日、分かった。同じく母校の仁川学院小の同窓生からなる「にがわ貴景勝後援会」からも化粧まわしが贈呈されることは決定済み。新たな“応援”を得て夏場所(5月12日初日・両国国技館)に臨む。

 春場所までは、十両昇進時に贈られたスクールカラーのオレンジに、校章や校訓の「今日学べ」の文字が入った化粧まわしをつけていた。今回、デザインは同じながら好みの色を指定可能。先輩大関・豪栄道(境川)の昇進時には黒の化粧まわしが贈られており、大関オリジナルが届く。関係者は「学校から2人目の大関。気持ちを込めて贈りたい」と明かした。

 この日は群馬・高崎市での春巡業で、2日連続となる申し合い稽古を8番行った。「この2日間どれくらい体が動くか確かめた。勝ちにこだわるから内容も考える」と、新大関場所へ気合を入れた。

 ◆化粧まわし 関取衆が、本場所や巡業での土俵入りの際に着用する前垂れ状のまわし。博多織や西陣織の生地に、刺しゅうが施される。後援会や企業などから贈られる。貴景勝は初優勝を飾った昨年の九州場所で、埼玉栄高の化粧まわしを15日間着用。最近では、2月に赤穂の天塩など4本が贈呈されている。

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