国内映画ランキング : 2004年9月11日~2004年9月12日

映画ランキング : 2004年9月14日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2004年9月11日~2004年9月12日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1

バイオハザードII アポカリプス

配給:ソニー

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 1
2

ヴィレッジ

配給:ブエナビスタ

日劇3ほか東宝系 1
3 1

ヴァン・ヘルシング

配給:ギャガ・ヒューマックス

日比谷スカラ座1ほか東宝系 2
4

仮面ライダー剣<ブレイド>/特捜戦隊デカレンジャー

配給:東映

丸の内東映ほか東映系 1
5 2

NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 3
6

スウィングガールズ

配給:東宝

シャンテシネほか東宝系 1
7 3

LOVERS

配給:ワーナー

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 3
8 4

華氏911

配給:ギャガ/博報堂/ヘラルド

恵比寿ガーデンシネマほか 5
9 5

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

配給:ワーナー

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 12
10 6

NARUTO<ナルト>大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!

配給:東宝

ニュー東宝シネマほか東宝系 4

※ファーストラン時点

「バイオハザードII」日米同時首位。シャマラン監督の「ヴィレッジ」が2位

先行上映で1億3600万円を貯金していた「バイオハザードII」が、2位以下に大きな差をつけて首位に立った。先行を含むオープニング成績は、動員47万人、興収6億4000万円と、前作(興収23億円)の160%という高パフォーマンス。「スパイダーマン2」では、実は一度も首位に立てなかったソニー・ピクチャーズが、今年初の首位を日米同時で飾って溜飲を下げた。ライバルと目されていた「ヴィレッジ」だが、こちらは動員24万人、興収3億4000万円と「バイオII」のおよそ半分。とはいえ作品の評価がそれほど高くない中、この成績は立派。まだまだ稼げそうなシャマラン・ブランドだ。3位の「ヴァン・ヘルシング」は2週目に来て急落。アクション系は2週目で落ちるというのが定説。4位には、「仮面ライダー剣」。前作「仮面ライダー龍騎」は14.3億円稼いでいるが、この「龍騎」がヒットした02年の夏~秋には、「バイオハザード」「サイン」(シャマラン監督の前作)も国内ランキングで大活躍していたという不思議な巡り合わせ。そして6位の「スウィングガールズ」に要注意。全国166スクリーンから1億9200万円を搾り取って、興収20億円を狙わんとする勢い。「ウォーターボーイズ」からさらにパワーアップした矢口監督は、シャマランよりも信頼できるヒットメイカーかも。

2004年9月14日更新 駒井尚文

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